故障かな?と思ったら
「カメラが故障したのかな?」と思ったら、下記の例を参考にしてカメラをチェックしてください。なお、チェックしても状態が改善しないときは、修理受付窓口にご相談ください。
電源関連
バッテリーが充電できない
充電器のランプが高速点滅する
- (1) 充電器またはバッテリーに異常が発生した場合や、(2) バッテリーと通信できない場合(純正以外のバッテリー使用時)は、保護回路が働き充電が中止され、オレンジ色のランプが等間隔で高速点滅します。(1)の場合は、充電器のプラグをコンセントから抜き、バッテリーの取り外し/取り付けを行ってから、2~3分後にもう一度コンセントに差し込んでください。改善しない場合は、修理受付窓口にご相談ください。
充電器のランプが点滅しない
- 充電器に取り付けたバッテリーの内部温度が高い場合は、安全のため充電を行いません(消灯)。また、充電中何らかの原因により、バッテリーが高温になった場合は、自動的に充電を停止します(点滅継続)。なお、バッテリーの温度が下がると自動的に充電が始まります。
電源スイッチをにしてもカメラが作動しない
- バッテリー収納部ふたが閉まっているか確認してください()。
- バッテリーがカメラに正常に入っているか確認してください()。
- バッテリーを充電してください()。
- カードスロットカバーが閉じているか確認してください()。
電源スイッチをにしてもアクセスランプが点灯/点滅する
- カードへの画像記録中に電源を切ると、アクセスランプが数秒間点灯/点滅します。画像記録が終了すると、自動的に電源が切れます。
[バッテリー通信エラー ご使用のバッテリーにCanonのロゴはありますか?]と表示される
バッテリーの消耗が早い
- フル充電したバッテリーを使用してください()。
- バッテリーの性能が劣化している可能性があります。[:バッテリー情報]でバッテリーの劣化状態を確認してください()。劣化している場合は、新しいバッテリーをお買い求めください。
-
以下の操作を行うと、撮影可能枚数が少なくなります。
- シャッターボタン半押しの状態を長く続ける
- AFのみを行って撮影しない操作を頻繁に行う
- レンズの手ブレ補正機能を使う
- モニターを頻繁に使用する
- ライブビュー撮影や動画撮影を長時間行う
- 無線通信機能を使用する
電源が勝手に切れる
- オートパワーオフ機能が働いています。自動的に電源が切れないようにしたいときは、[:オートパワーオフ]を[しない]にしてください()。
- [:オートパワーオフ]を[しない]に設定していても、カメラを約30分放置すると、節電のためモニターの表示が消えます(カメラの電源は切れません)。
撮影関連
レンズが装着できない
ファインダーが暗い
撮影・記録ができない
- カードが正しくセットされているか確認してください()。
- カードの書き込み禁止スイッチを、書き込み・消去可能な位置にしてください()。
- カードの空き容量がない場合は、空き容量のあるカードに交換するか、不要な画像を消去してください(、)。
- ワンショットAFでピントを合わせたときに、ファインダー内の合焦マークが点滅するときや、ライブビュー撮影/動画撮影時にAFフレームがオレンジ色のときは撮影できません。もう一度シャッターボタンを半押ししてピントを合わせなおすか、手動でピントを合わせてください(、)。
カードが使えない
- カードのトラブルに関するメッセージが表示されたときは、取り出し方を参照してください。
カードを他のカメラに入れるとエラーになる
- SDXCカードはexFAT形式でフォーマットされるため、このカメラで初期化したカードを他のカメラに入れると、エラーが表示され使用できないことがあります。
シャッターボタンを2回押さないと撮影できない
画像がボケている/ブレている
- レンズのフォーカスモードスイッチをにしてください()。
- 手ブレを起こさないように、シャッターボタン()を静かに押してください()。
- 手ブレ補正機能を搭載したレンズのときは、手ブレ補正スイッチをにしてください。
- 暗い場所では、シャッタースピードが遅くなることがあります。シャッタースピードを速くする()、ISO感度を上げる()、ストロボを使用する(、)、三脚を使用するなどの方法で撮影してください。
- ブレの少ない画像の撮影を参照してください。
AFフレーム(測距点)が少ない/エリアAFフレームの形が異なる
- 使用するレンズにより、使用可能な測距点の数や、測距パターン、エリアAFフレームの形などが異なります。
AFフレームが点滅している
- またはボタンを押したときのAFフレームの点灯/点滅については、AFフレームの点灯/点滅を参照してください。
AFフレームが赤く照明されない
ピントを固定したまま構図を変えて撮影できない
連続撮影速度が遅い
- 高速連続撮影時の連続撮影速度は、温度、バッテリー残量、フリッカー低減処理、シャッタースピード、絞り数値、被写体条件、明るさ、AF動作、レンズの種類、ライブビュー撮影、ストロボ使用、撮影機能の設定などの条件により低下することがあります。詳しくはドライブモードを参照してください。
連続撮影可能枚数が少なくなる
- 芝生など細かいパターンの被写体を撮影すると、1枚あたりのファイルサイズが大きくなり、実際に連続撮影できる枚数が、静止画・ファイルサイズ/撮影可能枚数/連続撮影可能枚数に目安として示した連続撮影可能枚数より少なくなることがあります。
カードを変えても連続撮影可能枚数の表示が変わらない
- 別のカードに変えても(例:高速タイプのカードを使用しても)、表示される連続撮影可能枚数は変わりません。また、静止画・ファイルサイズ/撮影可能枚数/連続撮影可能枚数の表に記載している連続撮影可能枚数は、その試験条件のカードで実際に連続撮影できる枚数を示しています(書き込み速度が高速なカードなほど、実際に連続撮影できる枚数が多くなります)。そのため、表示される連続撮影可能枚数と、実際に連続撮影できる枚数は異なることがあります。
露出を暗めに補正したのに明るく撮影される
- [:オートライティングオプティマイザ]を[しない]に設定してください()。[弱め][標準][強め]に設定されているときは、露出補正、ストロボ調光補正で露出を暗めに補正しても、明るく撮影されることがあります。
マニュアル露出+ISOオート時に露出補正ができない
- ISOオート設定時の露出補正を参照して露出補正を行ってください。
レンズ光学補正設定時に一部の項目が表示されない
- [デジタルレンズオプティマイザ]が[する]に設定されているときは、[色収差補正][回折補正]は表示されませんが、ともに[する]の設定で撮影されます。
- 動画撮影時に[デジタルレンズオプティマイザ][回折補正][歪曲収差補正]の項目は表示されません。
内蔵ストロボが発光しない
- 内蔵ストロボを短時間に連続発光させると、発光部を保護するために、しばらくストロボ撮影ができなくなることがあります。
外部ストロボが発光しない
- カメラに外部ストロボが確実に取り付けられているかどうか確認してください。
外部ストロボがいつもフル発光する
外部ストロボの調光補正ができない
- 外部ストロボ側で調光補正量が設定されているときは、カメラで補正量の設定はできません。ストロボ側の設定を解除(ゼロに設定)すると、カメラで設定できるようになります。
リモコン撮影ができない
- 静止画撮影を行うときは、ドライブモードをまたはに設定してください()。動画撮影を行うときは、[:リモコン撮影]を[する]に設定してください()。
- リモコンの撮影タイミング切り換えスイッチの位置を確認してください。
- ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1を使用するときは、ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1を参照してください。
- リモコンを使用してタイムラプス動画撮影を行うときは、タイムラプス動画を参照してください。
ライブビュー撮影ができない
- [:ライブビュー撮影]を[する]に設定します。
ライブビュー撮影時にシャッター音が2回する
- ライブビュー撮影時にストロボを使用したときは、1回の撮影でシャッター音が2回します。
ライブビュー撮影時に水準器が表示されない
- ライブビュー撮影時に、AF 方式が[+追尾優先AF]に設定されているときは、水準器は表示されません。
ライブビュー撮影時に白いと赤いが表示される
- カメラ内部の温度が上昇していることを示しています。白い[]が表示されたときは、静止画の画質が低下することがあります。赤い[]が表示されたときは、もうすぐライブビュー撮影が自動的に終了することを示しています()。
静止画撮影時に拡張ISO感度が選択できない
- [:ISO感度に関する設定]で[ISO感度]の設定を確認してください。
- [:高輝度側・階調優先]が[する][強]に設定されているときは、拡張ISO感度は設定できません。
動画撮影時に赤いが表示される
動画撮影が勝手に終了する
- 書き込み速度が遅いカードを使用すると、動画撮影が自動的に終了することがあります。動画が記録できるカードについては、要求カード性能についてを参照してください。なお、書き込み速度については、カードメーカーのホームページなどで確認してください。
- 動画撮影を開始してから29分59秒経過すると、動画撮影が自動的に終了します。
動画撮影時にISO感度が設定できない
動画撮影にすると手動設定したISO感度が変わる
動画撮影時に拡張ISO感度が選択できない
- [:ISO感度に関する設定]で[ISO感度]の設定を確認してください。
- [:高輝度側・階調優先]が[する]に設定されているときは、拡張ISO感度は設定できません。
動画撮影時に露出が変化する
- 動画撮影中にシャッタースピードや絞り数値の変更を行うと、露出変化が記録されることがあります。
- 動画撮影中にズーム操作を行うときは、テスト撮影をおすすめします。ズーム操作を行うと、露出変化やレンズの作動音が記録されたり、録音される音量が不安定になったり、ピントがズレることがあります。
動画撮影時に画面がちらつく/横縞が写る
- 蛍光灯やLED照明などの光源下で動画撮影を行うと、画面のちらつきや、横縞(ノイズ)や露出ムラが記録されることがあります。また、露出(明るさ)や色あいの変化が記録されることがあります。モードのときは、シャッタースピードを遅くすると、現象が緩和されることがあります。なお、タイムラプス動画を撮影したときは、現象がより強く発生することがあります。
動画撮影時に被写体がゆがむ
- 動画撮影中にカメラを左右に動かしたり(パンニング)、動きのある被写体を撮影すると、像がゆがんで写ることがあります。
動画撮影時に静止画が撮影できない
- 動画撮影時に静止画は撮影できません。静止画を撮影するときは、動画撮影を終了して、ファインダー撮影、またはライブビュー撮影を行ってください。
無線通信機能関連
スマートフォンとペアリングできない
- Bluetooth Specification Version 4.1以上に対応しているスマートフォンを使用してください。
- スマートフォンの設定画面で、Bluetooth機能をONにしてください。
- スマートフォンのBluetooth機能設定画面では、カメラとのペアリングはできません。スマートフォンに専用アプリケーションのCamera Connect(無料)インストールしてください()。
- 一度ペアリングしたスマートフォンと再びペアリングするときに、スマートフォン側に前回ペアリングしたときのカメラの登録が残っていると、ペアリングすることができません。そのときは、スマートフォンのBluetooth設定で残っているカメラの登録を解除してから、ペアリングをやり直してください()。
Wi-Fi機能の設定ができない
インターフェースケーブルで接続した機器が使えない
- Wi-Fi接続中は、カメラとパソコンなどを、インターフェースケーブルで接続して使用することはできません。Wi-Fi接続を終了してからインターフェースケーブルで接続してください。
撮影や再生などの操作ができない
- Wi-Fi接続中は、撮影や再生などの操作ができないことがあります。Wi-Fi接続を終了してから操作を行ってください。
スマートフォンに再接続できない
- 同じカメラとスマートフォンの組み合わせでも、設定を変更したり、異なる設定を選んでいるときは、同じSSIDを選んでも再接続できなくなることがあります。そのときは、スマートフォンのWi-Fi設定で、カメラとの接続設定を削除してから、接続設定をやり直してください。
- 接続設定をやり直すときに、Camera Connectを起動したままにしていると、接続できないことがあります。そのときは、Camera Connectを一旦終了させてから再起動してください。
操作関連
で設定を変更できない
タッチ操作ができない
ボタンやスイッチなどが思ったとおりに動かない
- [:とボタンの入換]、[:カスタム機能(C.Fn)]の[測距エリア/AF方式の切り換え]、[操作ボタン カスタマイズ]の設定内容を確認してください(、)。
- 動画撮影時は[動画撮影時シャッターボタンの機能]の設定を確認してください(、)。
表示関連
メニュー画面に表示されるタブや項目が少ない
- 撮影モードがかんたん撮影ゾーンのときや、ライブビュー撮影、動画撮影のときは、一部のタブや項目は表示されません。
[]マイメニュータブから表示される/[]タブしか表示されない
ファイル名の先頭文字がアンダーバー(「_」)になる
ファイル名の先頭文字が「MVI_」になっている
画像番号が0001から始まらない
撮影年月日/時刻が正しく表示されない
画像に日付/時刻が写し込まれない
[♯♯♯]が表示される
- カードに記録されている画像数が、カメラで表示できる桁数を超えると[♯♯♯]と表示されます。
ファインダー内のAFフレームの表示速度が遅い
- 低温下では、AFフレーム表示装置(液晶)の特性上、表示速度が遅くなることがあります。常温に戻れば表示速度が速くなります。
モニターの表示が不鮮明になる
- モニターが汚れているときは、やわらかい布などでふいてください。
- 液晶の特性で低温下での表示反応がやや遅くなったり、高温下で表示が黒くなったりすることがありますが、常温に戻れば正常に表示されます。
再生関連
画像に赤い枠が表示される
画像再生時にAFフレームが表示されない
-
以下の画像を再生したときは、AFフレームは表示されません。
- : モードで撮影した画像
- : モードで撮影した画像
- マルチショットノイズ低減機能を使って撮影した画像
- トリミングを行った画像
画像が消去できない
画像(静止画/動画)が再生できない
- 他のカメラで撮影した画像は再生できないことがあります。
- パソコンで編集した動画はカメラで再生できません。
再生できる画像が少ない
動画を再生すると作動音や操作音がする
- 動画撮影中にAF動作を行ったり、カメラの操作を行うと、カメラに内蔵されたマイクにより、レンズの作動音やカメラ/レンズの操作音が一緒に録音されます。そのときは、外部マイクを使用すると、これらの音を低減できることがあります。なお、外部マイクを使用してもこれらの音が気になるときは、外部マイクをカメラから取り外し、カメラやレンズから遠ざけると、低減効果を高められることがあります()。
動画が一瞬止まって見える
テレビに映像が表示されない
動画ファイルが複数作成される
- 1回の撮影でファイルサイズが4GBを超えるときは、動画ファイルが複数作成されます()。ただし、SDXCカードをこのカメラで初期化してから撮影したときは、1回の撮影でファイルサイズが4GBを超えても1つのファイルに記録されます。
カードリーダーでカードを認識できない
- SDXCカードは、お使いのカードリーダーやパソコンのOSにより、カードリーダーに差しても正しく認識されないことがあります。そのときは、カメラとパソコンをインターフェースケーブル(別売)で接続し、EOS用ソフトウェアのEOS Utility()を使用するか、パソコンとWi-Fi接続()して、カメラ内の画像を取り込んでください。
画像をリサイズできない
画像をトリミングできない
画像に輝点が発生する
センサークリーニング関連
センサークリーニング中にシャッター音がする
撮像素子の自動清掃が行われない
パソコン接続関連
パソコンに画像が取り込めない
カメラとパソコンを接続しても通信できない