クリエイティブフィルター

クリエイティブフィルター(クリエイティブフィルター)モードでは、フィルター効果を付けた動画を撮影することができます。

  1. モードダイヤルをクリエイティブフィルターにする

  2. クイック設定ボタンを押す(タイマー10秒

    • クイック設定の状態になります。
  3. ファンタジー]を選ぶ

    • 上キー 下キーで画面左上の[ファンタジー](撮影モード)を選び、SETを押します。
  4. フィルター効果を選ぶ

    • 上キー 下キーでフィルター効果()を選び、SETを押します。
    • フィルター効果が反映された映像が表示されます。
    • ジオラマ風動画]のときは、ピントを合わせたい位置に、AFフレームを移動します。AFフレームがジオラマ枠から出たときは、ジオラマ枠を移動させてAFフレームの位置に合わせます。
  5. フィルター効果の強さを調整する

    • クイック設定ボタンを押して、[動画セルフタイマー]の下のアイコンを選びます。
    • 左キー 右キーで効果を調整し、SETを押します。
    • ジオラマ風動画]設定時は、再生時の速度(倍速)を選びます。
  6. 撮影する

注意

  • 拡大表示はできません。
  • ヒストグラムは表示されません。
  • 動画デジタルズーム、ビデオスナップ、タイムラプス動画、動画電子ISは設定できません。

参考

  • 記録サイズは、[Full HD29.97fps]/[Full HD23.98fps](NTSC)、または[Full HD25.00fps](PAL)で記録されます。
  • 応用撮影ゾーンのときは、クイック設定でクリエイティブフィルターを設定することができます()。

各クリエイティブフィルターの特徴について

  • ファンタジー

    夢の中にいるような、幻想的でやわらかな雰囲気になります。全体的にやわらかい感じで、画面周辺にモヤがかかったような動画になります。効果を調整することで、画面周辺のモヤがかかる範囲を変えることができます。

  • オールドムービー

    映像の揺れや傷、明滅効果で古い映画のような雰囲気になります。画面の上下が黒くマスクされます。効果を調整することで、映像の揺れや傷の具合を変えることができます。

  • メモリー

    遠い昔の記憶のような雰囲気になります。全体的にやわらかい感じで、画面周辺の光量を落とした動画になります。効果を調整することで、画面全体の彩度や画面周辺の暗部の範囲を変えることができます。

  • ダイナミックモノクローム

    黒と白の階調を際立たせ、力強い臨場感のある雰囲気になります。効果を調整することで、粒子のざらついた感じや白黒の感じを変えることができます。

  • ジオラマ風動画

    ジオラマ(ミニチュア模型)風の動画が撮影できます。

    手順4で拡大ボタンを押す(または画面右下の[フレーム調整]をタッチする)と、ジオラマ枠の色が変わり、移動させることができます。画面の中央に戻したいときはINFOボタンを押します。画面左下の[縦横切り換え]をタッチすると、ジオラマ枠の縦/横を切り換えることができます。ジオラマ枠が横向きの場合は左キー 右キー、縦向きの場合は上キー 下キーでも、ジオラマ枠の縦/横を切り換えることができます。SETを押すと、ジオラマ枠の位置が確定します。手順5で再生時の速度を、[5倍速][10倍速][20倍速]のいずれかに設定してから撮影します。AF方式は[1点AF]で、白枠の中央にピントが合います。撮影中、白枠は表示されません。

倍速と再生時間の目安(動画を1分間撮影したとき)

倍速 再生時間
5倍 約12秒
10倍 約6秒
20倍 約3秒

注意

  • 空や白壁のようなシーンのグラデーションが滑らかに再現されなかったり、露出ムラや色ムラ、ノイズが発生することがあります。
  • ジオラマ風動画]について

  • 音声は録音されません。
  • 動画サーボAFは機能しません。
  • 再生時間が1秒未満のときは編集できません()。