簡単ワイヤレス
かんたんかつ基本的な全自動ワイヤレスストロボ撮影について説明します。
外部ストロボ1灯を使用した全自動撮影
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ストロボを手で上げる
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[:ストロボ制御]を選ぶ
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[評価調光]を選ぶ
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[E-TTL II調光方式]の[評価調光]を選びます。
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[内蔵ストロボ機能設定]を選ぶ
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[簡単ワイヤレス]を選ぶ
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[内蔵ストロボ機能]の[簡単ワイヤレス]を選びます。
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[チャンネル]を設定する
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レシーバーと同じ通信チャンネル(1~4chのいずれか)を設定します。
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撮影する
- 通常のストロボ撮影と同じように、カメラを設定して撮影します。
- ワイヤレスストロボ撮影を終了するときは、[内蔵ストロボ機能]の[通常発光]に設定します。
参考
- [E-TTL II調光方式]の設定時には、通常は標準的なストロボ露出が得られる[評価調光]に設定します。[平均調光]に設定すると、測光領域全体を平均的に測光します。状況に応じてストロボ調光補正が必要です。上級者向けの設定です。
- [簡単ワイヤレス]は、内蔵ストロボを使用しない設定ですが、レシーバーを制御するための発光が行われます。なお、撮影条件によっては、レシーバーを制御するための発光が写真に写り込むことがあります。
- レシーバーのテスト発光機能はありません。
複数の外部ストロボを使用した全自動撮影
複数のレシーバーを1つのストロボとして発光させることができます。大きな発光量が必要なときに設定します。
下記の基本設定を行う
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発光モード:E-TTL II
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E-TTL II調光方式:評価調光
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内蔵ストロボ機能:簡単ワイヤレス
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チャンネル:(レシーバーと同じ)
すべてのストロボが同じ光量で発光し、標準露出になるよう制御が行われます。
発光グループがA, B, Cのどれに設定されていても、同グループのストロボとして発光します。
調光補正
ストロボ撮影の結果が「暗いとき」や「明るいとき」は、調光補正でストロボの発光量を調整します。
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[調光補正]を選ぶ
- 撮影結果が暗いときはを押すとストロボの発光量が増え、明るくなります。撮影結果が明るいときはを押すとストロボの発光量が減り、暗くなります。