マニュアル露出モード(M)
自分でシャッタースピードや絞り数値を決めて撮影するときに設定します。露出は、ファインダー内の露出レベル表示を参考にしたり、市販の露出計を利用して自分で任意に決めます。
はManual(マニュアル)の略です。
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モードダイヤルをにする
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ISO感度を設定する
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シャッタースピードと絞り数値を設定する
- シャッタースピード(1)は、絞り数値(2)はを回して設定します。
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ピントを合わせる
- シャッターボタンを半押しします。
(1)標準露出指標
(2)露出レベルマーク
- ファインダー内に露出値が表示されます。
- 露出レベルマークで、標準露出からどのくらいずれているか、確認することができます。
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露出を決めて撮影する
- 露出レベル表示を確認し、任意のシャッタースピード、絞り数値を設定します。
- 標準露出から±3段(ファインダー表示では±2段)を超えるときは、露出レベル表示の端がまたはの表示になります。
ISOオート設定時の露出補正
マニュアル露出撮影時にISO感度を「」(AUTO)に設定したときは、以下の方法で露出補正()を行うことができます。
- [:露出補正/AEB設定]
- [:カスタム機能(C.Fn)]の[13: 操作ボタン カスタマイズ]の[]を[露出補正(押しながら)]に設定しているとき、を押しながらを回す
- クイック設定画面
注意
- ISOオート設定時は、設定したシャッタースピードと絞り数値に対して標準露出になるようにISO感度が変動するため、意図した露出で撮影できないことがあります。そのときは露出補正を行ってください。
- ISOオート設定時にストロボを使用したときは、露出補正量を設定しても補正は行われません。
参考
- [:オートライティングオプティマイザ]で[マニュアル露出時はOFF]の[]を外すと、モードでもオートライティングオプティマイザ機能が設定できるようになります()。
- ISOオート設定時にボタンを押すと、ISO感度を固定(ロック)することができます。
- ボタンを押して構図を変えると、ボタンを押したときとの露出差を露出レベル表示で確認することができます。
- モードで露出補正()を行っていたときは、モード+ISOオートへの変更時に設定していた補正量が引き継がれます。
- ISOオート設定時に[:カスタム機能(C.Fn)]の[1: 露出設定ステップ]を[1:1/2段]に設定して1/2段の露出補正を行ったときは、ISO感度(1/3段分)とシャッタースピードで露出補正が行われます。ただし、表示上のシャッタースピードは変化しません。