ホワイトバランスの補正

ホワイトバランスを補正して、市販の色温度変換フィルターや、色補正用フィルターと同じような効果を得ることができます。

ホワイトバランス補正

  1. 撮影WB補正/BKT設定]を選ぶ

  2. ホワイトバランスを補正する

    設定例:A2, G1

    • 上キー 下キーまたは左キー 右キーを押して、画面上の「■」を希望する位置に移動します。
    • Bはブルー、Aはアンバー、Mはマゼンタ、Gはグリーンの意味です。移動方向寄りの色に補正されます。

      画面右の[SHIFT]に補正方向と、補正量が表示されます。

    • 消去ボタンを押すと、[WB補正/BKT設定]の設定を一括解除することができます。
    • SETを押すと設定が終了します。

参考

  • ブルー/アンバー方向の1段は、色温度変換フィルターの約5ミレッドに相当します(ミレッド:色温度変換フィルターの濃度を表すときなどに使用される色温度の単位)。

ホワイトバランスを自動的に変えて撮る

ホワイトバランスブラケティング(WB-BKT)機能で、1回の撮影で色あいの異なる3枚の画像を記録することができます。

補正幅を設定する

B/A方向±3段のとき

  • ホワイトバランス補正の手順2でサブ電子ダイヤルを回すと、画面上の「■」が「■ ■ ■」(3点)に変わります。

  • 右に回すとB/A方向、左に回すとM/G方向のブラケティングになります。

    画面右の[BKT]にブラケティング方向と、補正幅が表示されます。

  • 消去ボタンを押すと[WB補正/BKT設定]の設定を一括解除することができます。
  • SETを押すと設定が終了します。

注意

  • WBブラケティング撮影時は、連続撮影可能枚数が少なくなります。
  • 1回の撮影で3枚の画像を記録するため、通常の撮影よりもカードに画像を記録する時間が長くなります。

参考

  • ①基準ホワイトバランス ②ブルー(B)寄り ③アンバー(A)寄り、または ①基準ホワイトバランス ②マゼンタ(M)寄り ③グリーン(G)寄りの順に画像が記録されます。
  • WB補正やAEB撮影と組み合わせることができます。AEB撮影と組み合わせたときは、合計9枚の画像が記録されます。
  • ライブビュー撮影時に、WBブラケティングを設定したときは、ホワイトバランスのマークが点滅します。
  • BKT」はBracketing:ブラケティングの略です。