AFマイクロアジャストメント

ファインダー撮影でAFを行ったときの、ピントの合う位置を微調整することができます。調整を行う前に、AFマイクロアジャストメント全般の注意事項AFマイクロアジャストメント共通事項をあわせてお読みください。

注意

  • 通常はこの機能でピント合焦位置を調整する必要はありません。必要な場合のみ、調整を行ってください。なお、調整により適切なピントで撮影できなくなる恐れがありますので、十分に注意してください。

全レンズ一律調整

「調整→撮影→確認」を繰り返して、調整値を手動で設定します。AF撮影のときは、使用するレンズに関わらず、常に調整値分、ピント合焦位置がシフトします。

  1. オートフォーカスAFマイクロアジャストメント]を選ぶ

  2. 全レンズ一律調整]を選ぶ

  3. INFOボタンを押す

  4. 調整する

    • 調整値を設定します。調整範囲は±20ステップです。
    • 「-:基準から手前側(前方)」側に設定すると、合焦位置が基準から手前側(前方)に調整されます。
    • 「+:基準から奥側(後方)」側に設定すると、合焦位置が基準から奥側(後方)に調整されます。
    • 調整が終わったらSETを押します。
    • 全レンズ一律調整]を選びSETを押します。
  5. 調整結果を確認する

    • 撮影を行い、画像を再生して()、調整結果を確認します。
    • 撮影結果が狙った位置よりも手前にピントが合っているときは「+:基準から奥側(後方)」側、奥側にピントが合っているときは「–:基準から手前側(前方)」側に調整します。
    • 必要に応じて調整を繰り返します。

注意

  • 全レンズ一律調整]のときは、ズームレンズの広角側と望遠側で、別々にAF調整を行うことはできません。

レンズごとに調整

レンズごとに調整を行い、調整結果をカメラに登録することができます。登録できるレンズ本数は最大40本です。登録したレンズを使用してAF撮影を行うと、常に調整値分、ピント合焦位置がシフトします。

「調整→撮影→確認」を繰り返して、調整値を手動で設定します。使用レンズがズームレンズのときは、広角側(W)、望遠側(T)の調整値を設定します。

  1. レンズごとに調整]を選ぶ

  2. INFOボタンを押す

  3. レンズ情報を確認/変更する

    (1)登録番号

    レンズ情報表示

    • Q(クイック設定)ボタンを押します。
    • レンズ名と10桁のシリアル番号が表示されます。シリアル番号が表示されているときは、[OK]を選び手順4に進みます。
    • レンズのシリアル番号が認識できないときは、「0000000000」と表示されますので、手動で番号を入力します。
    • 番号の先頭に表示される「*」については「レンズのシリアル番号について」を参照してください。

    シリアル番号の入力

    • 入力する桁を選びSETを押して調整の状態にします。
    • 数値を入力しSETを押します。
    • すべての桁の入力が終わったら[OK]を選びます。

    レンズのシリアル番号について

    • 手順3で10桁の番号の先頭に「*」が表示されたレンズは、同じ種類のレンズを複数登録することはできません。なお、番号を入力しても「*」の表示は消えません。
    • レンズに記載されているシリアル番号と、手順3で表示されるシリアル番号が異なることがありますが、故障ではありません。
    • レンズのシリアル番号にアルファベットが含まれているときは、アルファベットを除く数字を入力してください。
    • レンズのシリアル番号が11桁以上のときは、「下10桁」の番号を入力してください。
    • シリアル番号が記載されている位置は、レンズによって異なります。
    • レンズによっては、シリアル番号がレンズに記載されていないことがあります。番号の記載がないレンズを登録するときは、任意の番号を入力してください。

    参考

    • レンズごとに調整]を選んだときに、エクステンダーを使用しているときは、「レンズ+エクステンダー」の組み合わせで登録されます。
    • すでに40本登録されているときは、メッセージが表示されます。上書き消去するレンズを選ぶと、登録することができます。
  4. 調整する

    • 単焦点レンズ

    • ズームレンズ

    • ズームレンズのときは、広角側(W)または望遠側(T)を選びます。SETを押すと紫色の枠が消え、調整ができるようになります。
    • 調整値を設定しSETを押します。調整範囲は±20ステップです。
    • 「-:基準から手前側(前方)」側に設定すると、合焦位置が基準から手前側(前方)に調整されます。
    • 「+:基準から奥側(後方)」側に設定すると、合焦位置が基準から奥側(後方)に調整されます。
    • ズームレンズのときは、この手順を繰り返して、広角側(W)、望遠側(T)の調整値をそれぞれ設定します。
    • 調整が終わったら、MENUボタンを押して手順1の画面に戻ります。
    • レンズごとに調整]を選びSETを押します。
  5. 調整結果を確認する

    • 撮影を行い、画像を再生して()、調整結果を確認します。
    • 撮影結果が狙った位置よりも手前にピントが合っているときは「+:基準から奥側(後方)」側、奥側にピントが合っているときは「–:基準から手前側(前方)」側に調整します。
    • 必要に応じて調整を繰り返します。

    参考

    • ズームの中間(焦点距離)位置で撮影を行ったときは、広角側と望遠側の調整結果に基づいて自動的に補正されます。なお、片側だけ調整を行ったときも、中間位置に対して自動補正が行われます。

AFマイクロアジャストメントの一括解除

画面の下に[消去 一括解除]が表示されているときに、消去ボタンを押すと、[全レンズ一律調整][レンズごとに調整]で調整した内容をすべて解除することができます。

注意

  • AFマイクロアジャストメント全般の注意事項

  • AFによる合焦位置は、被写体条件や明るさ、ズーム位置などの撮影条件により、わずかに変動します。そのため、この機能で調整を行っても、適切な位置でピントが合わないことがあります。
  • 1ステップあたりの調整幅は、使用するレンズの開放絞り数値によって異なります。「調整→撮影→確認」を繰り返してピント調整を行ってください。
  • 調整した内容は、ライブビュー撮影時、動画撮影時のAFには反映されません。
  • 調整結果を確認するときは、ワンショットAFに設定し、[オートフォーカスワンショットAF時のレリーズ]で[ピント優先]に設定してから、ピント合わせを行ってください。

参考

  • AFマイクロアジャストメント共通事項

  • 実際に撮影する環境下で調整を行うことをおすすめします。より適確なピント調整を行うことができます。
  • 調整を行うときは三脚の使用をおすすめします。
  • 調整結果を確認するときは、画像サイズ:JPEG、ラージ(ラージ)、JPEG/HEIF画質(圧縮):8以上で撮影することをおすすめします。