測距エリアとAFフレームの選択(ファインダー撮影)

使用するレンズにより、使用可能な測距点の数や、測距パターン、エリアAFフレームの形などが異なります。詳しくは使用レンズとAF測距(ファインダー撮影)を参照してください。

測距エリア選択モード

測距エリア選択モードを7種類の中から選ぶことができます。選択方法は測距エリア選択モードの選択を参照してください。

スポット1点AF スポット1点AF(任意選択)

狭い部分にピントを合わせることができます。

1点AF 1点AF(任意選択)

ピント合わせに使うAFフレーム1点を選択します。

領域拡大AF 領域拡大AF(任意選択領域拡大AF

任意に選択した1点AFフレーム(ファインダー)を含む、青枠で囲んだAFフレームでピント合わせを行います。

領域拡大AF(任意選択周囲) 領域拡大AF(任意選択周囲)

任意に選択した1点AFフレーム(ファインダー)を含む、青枠で囲んだAFフレームでピント合わせを行います。

ゾーンAF(ゾーン任意選択) ゾーンAF(ゾーン任意選択)

AF領域を9つの測距ゾーンに分けてピント合わせを行います。

ラージゾーンAF ラージゾーンAF(ゾーン任意選択)

AF領域を左/中/右の3つの測距ゾーンに分けてピント合わせを行います。

自動選択AF 自動選択AF

エリアAFフレーム(AF領域全体)でピント合わせを行います。

測距エリア選択モードの選択

  1. AFフレーム選択ボタンを押す(タイマー6秒

  2. マルチファンクションボタンを押す

    • ファインダーをのぞきながらマルチファンクションボタンを押します。
    • マルチファンクションボタンを押すたびに、測距エリア選択モードが切り換わります。

参考

  • オートフォーカス測距エリア選択モードの限定]で、使用する測距エリア選択モードだけに限定することができます()。
  • オートフォーカス測距エリア/AF方式の切り換え]を[AFフレーム選択メイン電子ダイヤル]に設定すると、AFフレーム選択ボタンを押したあとメイン電子ダイヤルで測距エリア選択モードを選ぶことができます()。

AFフレーム/ゾーンの任意選択

  1. AFフレーム選択ボタンを押す(タイマー6秒

    • ファインダー内にAFフレームが表示されます。
    • 領域拡大AFのときは、周囲のAFフレームも表示されます。
    • ゾーンAF、ラージゾーンAFのときは、選択されているゾーンが表示されます。
  2. AFフレーム/ゾーンを選択する

    • マルチコントローラーを操作すると、押した方向のAFフレームが選択されます。マルチコントローラーをまっすぐに押すと、中央のAFフレーム(または中央のゾーン)が選択されます。
    • スマートコントローラーを指でスライドして、AFフレームを選択することもできます。
    • メイン電子ダイヤルで横方向、サブ電子ダイヤルで縦方向のAFフレームを選択することもできます。
    • ゾーンAF、ラージゾーンAFのときは、メイン電子ダイヤルまたはサブ電子ダイヤルを回すと、ゾーンが切り換わります(ゾーンAF時は循環)。

参考

  • オートフォーカス自動選択AF/顔被写体追尾時サーボAF開始測距点]を[自動選択AF/顔被写体追尾時の開始測距点]に設定したときは()、この方法でAIサーボAFの開始位置を任意選択することができます。
  • AFフレーム選択ボタンを押したときに、上面表示パネルに表示される内容は、次のとおりです。

    • ゾーンAF、ラージゾーンAF、自動選択AF:エリア AF
    • スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF:SEL 中央(中央)/SEL AF(中央以外)

AFフレームの点灯/点滅

AFフレーム選択ボタンを押したときに、「点灯」しているAFフレームは、高精度なピント合わせができる「クロス測距点」です。「点滅」しているAFフレームは、横線または縦線を検出できる測距点です。

AFフレームの登録

使用頻度が高いAFフレームをカメラに登録することができます。[カスタム機能6操作ボタン カスタマイズ]()の[測光・AF開始][登録AFフレームに切り換え][AFフレームダイレクト選択][撮影機能の登録と呼出]の詳細設定画面で設定したボタンを操作すると、そのとき使用しているAFフレームから登録したAFフレームに瞬時に切り換えることができます。

なお、AFフレームの登録方法については操作ボタンカスタマイズを参照してください。