HDR PQ設定
HDR PQのPQはHDR画像を表示するための入力信号のガンマカーブのことを指します。
HDR PQ設定は、ITU-R BT.2100およびSMPTE ST.2084で定義されたPQ規格に準拠したHDR画像を生成します(実際に表示される画像は、モニター性能に依存します)。
撮影結果は、HEIF画像またはRAW画像で記録されます。
「HDR」はHigh Dynamic Rangeの略です。
「PQ」はPerceptual Quantizationの略です。
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[:HDR PQ設定]を選ぶ
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[HDR撮影]を選ぶ
- [する]を選びます。
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[撮影時HDRアシスト表示]を設定する
- ライブビュー撮影時、HDR対応ディスプレイ表示時と印象が近づくように変換した画像がモニターに表示されます。
- [中間輝度露出確認用]または[高輝度描画確認用]を選びます。
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[]中間輝度露出確認用
中間輝度の被写体(人物など)の露出を優先した表示を確認することができます。
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[]高輝度描画確認用
高輝度の被写体(空など)の階調を優先した表示を確認することができます。
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[再生時HDRアシスト表示]を設定する
- 再生時、HDR対応ディスプレイ表示時と印象が近づくように変換した画像がモニターに表示されます。
- [中間輝度露出確認用]または[高輝度描画確認用]を選びます。
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[]中間輝度露出確認用
中間輝度の被写体(人物など)の露出を優先した表示を確認することができます。
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[]高輝度描画確認用
高輝度の被写体(空など)の階調を優先した表示を確認することができます。
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記録画質を設定する
- 記録画質を参照してください。
参考
- [撮影時HDRアシスト表示]の設定は、撮影直後にモニターに表示される画像にも反映されます。
注意
- HEIF画質で撮影したときは、Lサイズで記録されます。
- 拡張ISO感度(L、H1、H2、H3)でHDR撮影を行うことはできません。
- シーンによっては、HDR対応ディスプレイ表示時と印象が異なることがあります。
- [HDR撮影]を[する]に設定したときのヒストグラムはアシスト表示によって変化するものではありません。ヒストグラムでグレー表示されている領域は、使用されない信号値の目安になります。