ターゲットを使用する
MREAL空間内で使用するターゲットは、以下の手順でシステムに登録します。
センサーを利用したターゲットを使用する場合は、「センサーを利用したターゲットの登録」を参照してください。
ターゲットの登録
準備
- マーカーを複数枚印刷します。マーカーの印刷については、「マーカーの印刷」を参照してください。
- 印刷したマーカーを、CG画像を重ねる対象(ターゲット)に貼ります。その際にターゲットの基準となるマーカー(基準マーカー)を決めておきます。

ターゲットの登録
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MREAL Configuration Tool画面の[オプション設定]で[ターゲット]を選ぶ
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[ターゲットの一覧]で[追加]を選ぶ
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ターゲットの情報を入力する
- 以下の画面の[1. 情報入力]で、登録するターゲットのID番号を選び、ターゲット名を入力します。
基準マーカーの登録
ターゲットに貼った基準マーカーを登録します。
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[2. トラッキング方法の選択]の[MREAL マーカー]で[ON]を選ぶ
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[3. 座標系のキャリブレーション]で[ツール起動]をクリックする
- Marker tool画面が表示されます。
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[編集モード]タブで、登録したターゲット名を右クリックして、[MREAL Markerを追加]を選ぶ
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MREAL Markerの追加画面で、基準マーカーの情報を入力する
- [入力種別]で[基準マーカー]を選びます。
- 印刷された基準マーカーに記載されている番号を、[マーカーID]に入力します。
- 印刷された基準マーカーの大きさ(辺長)を[サイズ]に入力します。
- 入力が終了したら[OK]をクリックします。
その他のマーカーの登録
基準マーカーとその他のマーカーの大きさが同一のときは、以下の手順でその他のマーカーを登録します。
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登録したターゲット名を選び、右クリックして[MREAL Markerをまとめて追加]を選ぶ
- その他のマーカーについて、マーカーIDとサイズを入力します。
- 入力が終了したら[OK]をクリックします。
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Marker Tool画面で[適用]をクリックする
参考
- 基準マーカーとその他のマーカーの大きさが異なるときは、その他のマーカーの登録作業は不要です。
登録したマーカーのキャリブレーション
ターゲットに貼ったマーカーがトラッキングされるように、キャリブレーションを行います。
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Marker Tool画面で[校正モード]タブを選ぶ
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MREAL Displayでマーカーを撮影する
- 画面内にターゲットを捉え、[キャプチャー]をクリックして撮影します。MREAL X1/S1では、〈B〉ボタンを押して撮影できます。
- ターゲットの角度を変えて、ターゲットに貼られたすべてのマーカーの撮影を行います。
- [校正判定]の欄に[Good]または[Excellent]が表示されていることを確認します。[Good]または[Excellent]が表示されない場合は、撮影を繰り返します。
- 撮影が終わったら[計算]をクリックします。
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以下の画面が表示されたら、[閉じる]をクリックする
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ターゲットの座標系が定義され、ターゲットのトラッキングが可能な状態になります。
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Marker Tool画面の[適用]をクリックして、[OK]をクリックする
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MREAL Configuration Tool画面で[OK]をクリックする