2-3 サーボAF特性 Case スペシャル
特殊な環境に最適なサーボAF特性に設定するのが[Case スペシャル]です。ネット越しの被写体を撮影する際に設定することで、被写体にピントが合わせやすくなります。

使用時の注意
・他の設定よりも奥側にピントが合うことがあります。特にネット越しでない被写体や小さな被写体に対して、被写体よりも奥にピントが合うことがあります。
・レンズによって効果が異なることがあります。
・ネットの密度が高い場合、被写体にピントが合わせにくいことがあります。
使い方 参考
ボタンカスタマイズを活用しネット越しシーンのみで[Case スペシャル]に設定することをおすすめします。ネット越し撮影をしている間に一瞬ネットから顔が出るようなシーンでも、そのまま[Case スぺシャル]で撮影可能です。
詳しい使い方は5-6をご参照ください。
サーボAF中の全域トラッキング [しない]に設定し、AFエリアを1点や領域拡大などの狭いものに設定しているとき、AF開始時のAF枠が被写体からずれていると、被写体よりも奥にピントが合うことがあります。なるべく被写体の中心を狙ってAFを開始してください。
サーボAF中の全域トラッキング [しない]に設定しているとき、ネット越しの被写体のコントラストの低い部分を狙ってAFすると、被写体より手前にピントが合うことがあります。なるべく被写体のコントラストのある部分を狙ってAFをしてください。
AF開始位置によっては被写体にピントを合わせにくいことがあります。その際、事前にマニュアルフォーカスなどでネットよりも奥側にピント位置を合わせることをおすすめします。
被写体にピントを合わせたときにネットがボケて写らなくなるくらいネットと被写体が十分離れている場合は[Caseオート]や[Caseマニュアル]での撮影をおすすめします。


