1-2 サーボAF中の全域トラッキング

サーボAF中のトラッキングの動作について、
・全画面でトラッキングする
・限られた状況でトラッキングする
・トラッキングせずにAFエリアを固定する
3つが選べます。

AF動作画面

サーボAFをする際に「全画面でトラッキングしたい」「限られた範囲でトラッキングする」「トラッキングせずにAFエリアを固定する」に対応する3つの設定を用意しています。被写体の大きさや動き、他の被写体に乗り移ってほしくない場合など、状況に応じて設定してください。

  1. 全画面でトラッキングする

    +

    サーボAF中の全域トラッキング:する

    設定したAFエリアからAFをスタートし、画面全体でトラッキングを続けます。
    被写体へのピント合わせをカメラ任せにしたい場合や、被写体の動きが大きい場合に効果的です。

    AF前(グレー枠:AFフレーム)

    AF中(青枠:トラッキング中のAFフレーム)

    AF中(青枠:トラッキング中のAFフレーム)

    顔や瞳をエリア全体でトラッキング

  2. 限られた範囲でトラッキングする

    +

    サーボAF中の全域トラッキング:しない

    設定したAFエリアからAFをスタートし、そのAFエリアの近くでのみトラッキングを続けます。
    「検出する被写体」が「なし」以外の場合、AFエリア付近で検出した被写体でピントを合わせます。

    (グレー枠:AFフレーム 青枠:トラッキングのAFフレーム)

    選択したAFエリアと位置でAF

  3. トラッキングせずにAFエリアを固定する(全域トラッキングOFF)

    トラッキングはせずに、設定したAFエリアの位置でピントを合わせ続けます。
    AFフレームを固定して撮りたい場合に使用します。(被写体検知は行われません)

使い方 参考

複数の選手がいるシーン

スポーツで、複数の選手がいるシーンの撮影などで、狙った被写体にトラッキングをスタートさせるために、最初のピント合わせを行うには「1点AF」等の狭いAFエリア設定が有効です。

広いAFエリア設定で希望しない被写体を捉えてしまうとき

「フレキシブルゾーンAF」など広いAFエリア設定では、狙いたい被写体以外の被写体を捉えてしまうことがあります。その場合には、「登録人物優先」や「アクション優先」を組み合わせると効果的です。