その他のメニュー機能

撮影2

露出補正

1/3段ステップ±3段の範囲で露出補正を行うことができます。露出補正については、自分の好みに露出を補正するを参照してください。

動画ISO感度に関する設定

  • ISO感度

    動画マニュアル露出]モードのときに、ISO感度を任意に設定することができます。ISOオートを選ぶこともできます。

  • ISO感度の範囲

    ISO感度の手動設定範囲(下限値/上限値)を設定することができます。ISO感度拡張の設定を行うこともできます。

  • オートの上限

    動画]モード、[シャッター優先AE撮影(動画)]モード、[絞り優先AE撮影(動画)]モード、または[動画マニュアル露出]モード+ISOオートの設定で動画撮影を行ったときに、自動設定されるISO感度の上限を設定することができます。

  • タイムラプス動画オートの上限

    動画]モード、[シャッター優先AE撮影(動画)]モード、[絞り優先AE撮影(動画)]モード、または[動画マニュアル露出]モード+ISOオートの設定で4Kタイムラプス/フルHDタイムラプス動画撮影を行ったときに、自動設定されるISO感度の上限を設定することができます。

撮影3

動画Av値 1/8段設定

RFレンズ/RF-Sレンズ使用時に、動画撮影時の絞り数値の設定ステップをさらに細かくすることができます。

この機能は撮影モードが[動画マニュアル露出][絞り優先AE撮影(動画)]のときに設定できます。

する]を選ぶと、絞り数値が1/3段(1/2段)ステップから1/8段ステップに変わります。

注意

  • EFレンズ/EF-Sレンズ使用時は、[動画Av値 1/8段設定]は表示されません(設定できません)。
  • する]に設定したときは、[カスタム機能露出設定ステップ]で設定されている内容は機能しません(無効になります)。

動画オートスローシャッター

暗い場所で動画撮影を行ったときに、シャッタースピードを自動的に遅くして、[しない]設定時よりも明るくノイズを抑えた映像を記録するかどうかを選択することができます。

この機能は、撮影モードが[動画][絞り優先AE撮影(動画)]のときに設定できます(機能します)。また、動画記録サイズのフレームレートが、59.94fps50.00fpsのときに機能します。

  • しない

    する]設定時よりも被写体のブレが少なく、自然でなめらかな動きが撮影できます。ただし、暗い場所では、[する]設定時よりも映像が暗くなることがあります。

  • する

    暗い場所で動画撮影を行ったときに、シャッタースピードを自動的に1/30秒(NTSC)、または1/25秒(PAL)まで遅くして、[しない]設定時よりも明るい映像を撮影することができます。

参考

  • 暗い場所で動きのある被写体を撮影するときや、尾を引いたような残像が出るときは、[しない]に設定することをおすすめします。

撮影5

レンズ光学補正

動画撮影時は、周辺光量補正、歪曲収差補正、フォーカスブリージング補正、色収差補正を行うことができます。レンズ光学補正については、レンズ光学補正を参照してください。

撮影8

温度上昇緩和

]にすると消費電力を抑え、撮影待機状態のカメラ内部の温度上昇を抑えます。

これにより動画の撮影時間が長くなることがあります。

注意

  • 撮影待機状態と動画撮影中の画面で、画質や画角に差がでることがあります。
  • 動画撮影を開始したときに、映像が一瞬更新されない(フレームストップ)ことがあります。
  • 以下のときには、[撮影温度上昇緩和]は[]に固定されます。
    • 撮影デジタルズーム]を[]に設定した場合(
    • 撮影プレ記録設定]を[]に設定した場合(

HDMI接続時の表示

外部記録機器でHDMI出力映像を記録するための機能です。[動画記録サイズ]の設定に応じて出力されます。

なお、初期状態では[外部モニター]に設定されています。

  • ライブビュー撮影+外部モニター

    映像をカメラの画面に表示しながら、HDMI出力による映像表示を行うことができます。

    画像再生やメニュー表示を行ったときは、HDMI出力先に画像やメニューが表示され、カメラの画面には表示されません。

  • 外部モニター

    HDMI出力を行ったときは、カメラの画面が消灯します(何も表示されません)。

    HDMI出力した映像に撮影情報やAFフレームなどが表示されますが、外部記録機器に接続した外部モニターなどを見ながらINFOボタンを押すと、情報なし出力を行うことができます。

    外部記録機器に映像を記録するときは、外部モニターなどで撮影情報やAFフレームなどが表示されていない(情報なし出力が行われている)ことを確認してから記録してください。

注意

  • 撮影HDMI接続時の表示]を[ライブビュー撮影+外部モニター]に設定した場合、HDR PQ撮影およびCanon Logの設定はできません。
  • HDMI出力時の解像度、フレームレートは動画記録サイズに連動して変わります。

困ったときHDMI出力を長時間行いたい

30分以上連続してHDMI出力を行うときは、[ライブビュー撮影+外部モニター]を選び、[機能設定節電]の[オートパワーオフ]を[しない]に設定してください()。なお、[モニターオフ]で設定した時間が経過すると、カメラのモニターが消灯しますが、HDMI出力は継続します。

注意

  • 情報表示なしのHDMI出力を行ったときは、カード残量やバッテリー残量、内部温度上昇()などの警告は、HDMI出力先の画面に表示されません。
  • HDMI出力中に、動画記録サイズやフレームレートを切り換えると、次の画像が表示されるまでに時間がかかることがあります。
  • HDMI出力映像に情報が表示されることがあるため、外部記録機器で映像を記録しているときは、操作を行わないことをおすすめします。
  • カメラで撮影した動画と、HDMI出力を外部記録機器で記録した映像の明るさと色味は、閲覧する環境により異なって見えることがあります。

参考

  • INFOボタンを押すと、表示される情報を切り換えることができます。
  • HDMI出力映像にタイムコードを付加することができます()。
  • HDMI出力時に音声も出力されます([録音しない]設定時を除く)。

HDMI RAW出力

]にすると、HDMI端子からRAW対応機器に最大6K画質のRAW動画を出力します。

カード[カード2]が入っているときは、記録開始時にカードにもMP4形式の動画が記録されます。

カード[カード2]が入っていないときは、[記録コマンド]を[]にする()ことにより外部記録機器でのみでの記録が可能です。

動画記録画質は[撮影動画記録サイズ]で設定します()。

注意

  • 本機のHDMI RAW出力に対応していない機器に接続した場合、正しく映像が表示されません。
  • シーンインテリジェントオート(動画)]モードのときは、[HDMI RAW出力]の設定はできません。
  • HDMI RAW出力設定時は、Canon Log 3に固定されます。
  • 外部記録機器には、その機器で設定された映像が表示されますので、カメラの画面に表示される映像とは異なります。
  • カードカード2に記録される動画は、カメラの設定に準じた映像が記録されます。
  • HDMI RAW出力設定時は、以下の機能は一部制限されます。
    • 動画ISO感度に関する設定
    • 機能設定記録機能とカード・フォルダ選択
  • HDMI RAW出力設定時は、以下の機能は使用できません。
    • ハイフレームレート動画
    • デジタルズーム
    • HDR撮影HDR PQ
    • オートライティングオプティマイザ
    • 高輝度側・階調優先
    • ピクチャースタイル
    • 明瞭度
    • 撮影時クリエイティブフィルター
    • レンズ光学補正のフォーカスブリージング補正
    • プレ記録設定
    • HDR動画撮影
    • タイムラプス動画
    • 動画電子IS
    • HDMI接続時の表示
    • HDMI出力解像度
    • 映像の拡大表示

参考

  • 撮影タイムコード]の[HDMI]にある[タイムコード]を[]にすると、RAW対応機器にタイムコードを出力することができます。また、[記録コマンド]を[]にすると、カメラの動画撮影開始/停止の操作でRAW対応機器の記録開始/停止を制御することができます()。