バッテリーを充電する

  1. 充電器をコンセントにつなぐ

    • 電源コードを充電器に接続し、電源プラグをコンセントに差し込みます。
    • バッテリーを取り付けていない状態では、すべてのランプが消灯しています。
  2. 保護カバーを外す

    • 充電器の保護カバー(付属)と、バッテリーの保護カバー(付属)を取り外します。
  3. 充電する

    • 保護カバーを外したときと逆の要領で、バッテリーをスライドさせ、充電器にしっかりと取り付けます。
    • ABどちら側に取り付けても充電できます。
    • 自動的に充電が始まり、充電ランプが緑色に点滅または点灯します。
    • 3つの充電ランプ(50%/80%/100%)が緑色に点灯すると充電完了です。
  • 使い切ったバッテリーの充電に要する時間は、常温(+23°C)で1本あたり約2時間50分です。なお、充電時間は周囲の温度や残量によって大きく異なります。

  • 安全に充電を行うため、低温下(+5°C~+10°C)では充電時間が長くなります(最長約5時間)。

注意

  • 付属のバッテリーパック LP-E19を充電するときは、付属のバッテリーチャージャー LC-E19を使用してください。バッテリーチャージャー LC-E4N/LC-E4では充電できません。
  • バッテリーの状態によっては100%まで充電できないことがあります。

参考

  • 充電器にバッテリーを2本取り付けたときは、取り付けた順に充電が行われます。
  • 購入時、バッテリーはフル充電されていません

    充電してからお使いください。

  • 充電は使用する当日か前日にする

    充電して保管していても、自然放電により少しずつバッテリーの容量が少なくなっていきます。

  • 充電が終わったら、バッテリーを取り外し、プラグをコンセントから抜く

    バッテリーと充電器を使わないときは、それぞれに付属の保護カバーを取り付けておきます。

  • バッテリーは0°C~+45°Cの範囲で使用する

    バッテリーの性能を十分に発揮させるためには、+10°C~+30°Cの範囲で使用することをおすすめします。低温下ではバッテリーの性能が一時的に低下し、使用できる時間が短くなることがあります。

  • カメラを使わないときは、バッテリーを取り出しておく

    バッテリーを長期間カメラに入れたままにしておくと、微少の電流が流れて過放電状態となり、バッテリー寿命短縮の原因になります。バッテリーに保護カバーを取り付けて保管してください。なお、フル充電して保管すると、性能低下の原因になることがあります。

  • 充電器は海外でも使うことができる

    充電器は、家庭用電源のAC100~240V 50/60Hzに対応しています。お使いになる国や地域に対応した、市販の電源プラグ変換アダプターを使用してください。なお、充電器が故障する恐れがありますので、海外旅行用の電子変圧器などに接続しないでください。

  • バッテリーの劣化度が確認できる

    充電中に充電器のPERFORMANCEボタンを押すと、3つのランプの緑色の点灯でバッテリーの劣化度を確認することができます。

    • バッテリー情報3(充電器):劣化していません
    • バッテリー情報2(充電器):少し劣化しています
    • バッテリー情報1(充電器):バッテリーの買い換えをおすすめします
  • フル充電したのにすぐ使えなくなるときはバッテリーの寿命

    バッテリーの劣化度を確認した上で()、新しいバッテリーをお買い求めください。

困ったとき CALランプが点滅した

  • バッテリーに充電できる容量を把握して、カメラのバッテリー残量表示が正しく行われるようにするため、キャリブレーション(放電)を推奨する表示です。
  • CALランプが緑色に点滅したときは、キャリブレーションを行うことをおすすめします。なお、充電したいときは、そのまま約10秒間待つと自動的に充電が始まります。
  • キャリブレーションを行うときは、CALランプが緑色に点滅している間にCALIBRATEボタンを押します。CALランプが緑色に点灯して放電が始まります。
  • 放電完了後、自動的に充電が行われますが、バッテリー残量が多いほど放電に時間がかかります。14h 4h 2hは、放電に要する時間の目安で、14hのランプが緑色に点滅しているときは、放電完了までに約4時間から最大16時間程度かかります。
  • キャリブレーションを行うと(放電が行われ)、一旦バッテリー残量が空の状態になるため、その後の充電に約2時間50分かかります。キャリブレーションを途中で中止してバッテリーを充電したいときは、充電器からバッテリーを取り外し、再度取り付けます。

注意

  • キャリブレーションを行わずにバッテリーの充電/使用を何度も繰り返すと、バッテリー残量()が正しく表示されないことがあります。
  • 充電とキャリブレーション(放電)を2本同時に行うことはできますが、2本同時に充電したり、2本同時にキャリブレーションすることはできません。
  • キャリブレーションを行うときは、バッテリーの残量が少ない状態で行うことをおすすめします。フル充電されたLP-E19のときは、キャリブレーション開始から充電完了まで約18時間50分かかります。

困ったとき バッテリーを取り付けた直後に100%のランプだけが点灯した

  • 充電を開始してすぐに100%のランプだけが緑色に点灯したときは、バッテリー内部の温度が適正範囲外の状態です。バッテリー内部の温度が+5~+40°Cの範囲内になると、自動的に充電が始まります。
  • 充電器にバッテリーを2本取り付けたときに、後から取り付けたバッテリー側の100%のランプだけが緑色に点灯したときは、充電待機状態を表しています。

困ったとき 3つのランプが全部点滅した

  • バッテリーパック LP-E19以外のバッテリーを充電器に取り付けたときは充電できません。3つのランプとCALランプが緑色で点滅します。
  • 充電時に3つのランプが緑色で順番に点滅したときや、3つのランプが緑色で順番に点滅しながら、CALランプも緑色で点滅したときは、バッテリーを充電器から取り外し、お買い上げになった販売店、または修理受付窓口にご連絡ください。
  • キャリブレーション時に、3つのランプが点滅したときは、バッテリーを充電器から取り外し、お買い上げになった販売店、または修理受付窓口にご連絡ください。