静止画クロップ/アスペクト

RFレンズ、EFレンズ使用時は、通常、撮像素子の約36.0×24.0mmの範囲が画像として記録されますが(フルサイズ撮影)、撮影画面中央の約1.6倍(APS-Cサイズ相当)の範囲のみを記録して、望遠レンズで撮影したような写真を撮影したり(クロップ撮影)、撮影画像の使用用途に応じて、あらかじめ画面のアスペクト(縦横)比を設定して撮影することができます。RF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時は、撮影画面中央の約1.6倍(APS-Cサイズ相当)の範囲のみが、アスペクト(縦横)比3:2で記録されます。

  1. 撮影静止画クロップ/アスペクト]を選ぶ

  2. 項目を選ぶ

    • フルサイズ][1.6倍(クロップ)][1:1(アスペクト)][4:3(アスペクト)][16:9(アスペクト)]から選びます。
    • RF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時は、[1.6倍(クロップ)]に自動設定されます(選択できません)。
    • 撮影範囲の表示方法を変更しないときは、SETを押して手順4に進みます。
  3. 撮影範囲の表示方法を選ぶ

    • 手順2の画面が表示された状態でINFOボタンを押します。
    • 表示方法を選びSETを押します。

    注意

    • 1.6倍(クロップ)]設定時、およびRF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時は、記録画質ファインミドル/ノーマルミドル/ファインスモール1/ノーマルスモール1は選択できません。
    • 記録画質をファインミドル/ノーマルミドル/ファインスモール1/ノーマルスモール1に設定した状態で、[1.6倍(クロップ)]を行ったときは、順にファインラージ/ノーマルラージ/スモール2/スモール2で記録されます。
    • アスペクト比が[1:1(アスペクト)][4:3(アスペクト)][16:9(アスペクト)]に設定された状態で、RF-Sレンズ/EF-Sレンズを装着したときは、設定が自動的に解除され、[1.6倍(クロップ)]、アスペクト比3:2での撮影になります。
  4. 撮影する

    設定例

    フルサイズ設定時

    クロップ枠(1.6倍)設定時/RF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時

    1:1線で表示設定時

    4:3マスクで表示設定時

    • 1.6倍(クロップ)]設定時、およびRF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時は、約1.6倍に拡大された映像が表示されます。
    • 1:1(アスペクト)][4:3(アスペクト)][16:9(アスペクト)]設定時は、黒くマスクされた部分の内側、または線の内側の範囲が画像として記録されます。

注意

  • 1.6倍(クロップ)]設定時、およびRF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時に、RAW画像を撮影したときは、撮影範囲のみ記録されます(クロップ領域外は記録されません)。
  • 1.6倍(クロップ)]設定時、およびRF-Sレンズ/EF-Sレンズ使用時は[撮影範囲表示]の設定を行っても、表示は変化しません。
  • フルサイズ]以外に設定されているときは、[カスタム機能トリミング情報の付加]は設定できません。
  • 外部ストロボ使用時に[撮影静止画クロップ/アスペクト]の設定に応じたストロボの自動ズーム(照射角の自動調整)は行われません。

参考

  • クロップ/アスペクト撮影時の記録画素数については、静止画・記録画素数を参照してください。
  • クロップ撮影時、アスペクト撮影時の視野率は、上下/左右とも約100%です。
  • アスペクト設定時に、RAW画像を撮影したときは、フルサイズで記録され、アスペクト情報が画像に付加されます。RAW画像を再生したときは、撮影範囲が線で表示されます。ただし、スライドショーで再生を行ったときは、撮影範囲だけが表示されます。