電波通信による連動撮影

2012年以降に発売されたEOSデジタルカメラ(EOS Kiss X90/X80/X70を除く)を使用すると、センダーカメラのレリーズに連動してレシーバーカメラを自動レリーズさせる「連動撮影」を行うことができます。センダーとレシーバーを合わせて最大16台の連動撮影ができます。被写体を複数のアングルから一斉に撮影したいときに有効です。

連動撮影を行うときは、電波通信ワイヤレス撮影に対応したストロボ、またはスピードライトトランスミッターをカメラに装着します。 なお、2011年までに発売されたカメラ*、およびEOS Kiss X90/X80/X70と組み合わせたときは、「センダーカメラ」としてのみ使用できます。「レシーバーカメラ」としては使用できません。

一部のカメラは対応できません。

(1)センダーカメラ

(2)レシーバーカメラ

(3)通信可能距離 約30m

参考

  • 連動撮影機能を設定したEL-1とカメラの組み合わせを、それぞれ「センダーカメラ」「レシーバーカメラ」と呼んでいます。

以下の操作を行う前に、連動撮影を行うすべてのストロボ、トランスミッターを各カメラに装着してください。なお、他の機器の設定方法については、その機器の使用説明書を参照してください。

  1. ジョイスティックでワイヤレス/連動撮影設定を選ぶ

  2. 通常撮影に設定する

    • ジョイスティックを上下左右に押すか、選択ダイヤルを回してLINKED SHOT(チェックマークなし)を選び、ジョイスティックを垂直に押します。
    • LINKED SHOT(チェックマークあり)の表示に変わります。
  3. センダー/レシーバーに設定する

    • ジョイスティックを上下左右に押すか、選択ダイヤルを回して電波通信ワイヤレスSENDERまたは電波通信ワイヤレスRECEIVERを選び、ジョイスティックを垂直に押します。
  4. 通信チャンネル、電波通信IDを設定する

  5. カメラの撮影機能を設定する

  6. すべてのストロボを設定する

    • 連動撮影を行うすべてのストロボを、連動撮影の「センダー」または「レシーバー」に設定します。
    • 連動撮影を行うトランスミッターがあるときは、同じように設定します。
    • 手順2の操作で「レシーバー」から「センダー」に変更すると、「センダー」に設定されていた他のストロボ(またはトランスミッター)が自動的に「レシーバー」になります。
  7. レシーバーカメラを設置する

    • センダーカメラから約30mの範囲内にすべてのレシーバーカメラを設置します。
    • レシーバーのLINKランプが「緑色」に点灯していることを確認します。
  8. 撮影する

    • センダーのLINKランプが「緑色」に点灯していることを確認してから撮影します。
    • センダーカメラのレリーズに連動して、レシーバーカメラがレリーズします。
    • 連動撮影が行われたレシーバーは表示パネルにRELEASEと表示されます。

参考

  • 連動撮影を解除するときは、ストロボを1台ずつ操作して、手順2でLINKED SHOT(チェックマークなし)の状態にします。
  • ストロボをカメラに装着せずに、連動撮影用のリモコンとして使用することもできます。センダーのジョイスティックを垂直に押してから、上下左右に押すか選択ダイヤルを回してRELを選ぶと、すべてのレシーバーカメラがレリーズします。
  • 連動撮影時は、オートパワーオフまでの時間がセンダー、レシーバーともに約5分になります。なお、連動撮影の間隔が5分以上のときは、センダーとレシーバーの「オートパワーオフ」の設定を、ともに「OFF」に設定してください(C.Fn-01-1)。
  • P.Fn-06-0に設定すると()充電が完了したストロボ(センダー/レシーバー)ごとに電子音が鳴ります。

注意

  • レシーバーカメラに装着されているレンズのフォーカスモードスイッチをMFにして、手動ピント合わせで撮影することをおすすめします。AFでピント合わせができないときは、そのレシーバーカメラは連動しません
  • センダーカメラのレリーズタイミングよりも、少し遅れてレシーバーカメラがレリーズします。まったく同時に撮影することはできません。
  • P.Fn-03-1に設定すると()、連動撮影時にストロボを発光させることができますが、連動撮影時に複数のストロボを同時に発光させると、適切な露出が得られないことや、露出ムラが発生することがあります。
  • センダーカメラにて[外部ストロボ制御]または[ストロボ制御]の[ストロボの発光]が[しない]に設定されているときは()、連動撮影はできません。
  • P.Fn-03-0設定時に()、ライブビュー映像を表示した状態で連動撮影ができないときは、センダーカメラのメニューの[LVソフト撮影]または[LV静音撮影]を[しない]に設定してください。カメラの機種によっては、[モード1][モード2]に設定されていると、レシーバーカメラが連動しないことがあります。
  • ストロボの配置条件や周囲の環境、気象条件などにより、通信可能距離が短くなることがあります。
  • 連動撮影機能は、ワイヤレスファイルトランスミッターWFTシリーズの連動撮影と同等の機能です。ただし、WFTシリーズと組み合わせて連動撮影を行うことはできません。また、レリーズタイムラグは、WFTシリーズによる連動撮影とは異なります。

注意

  • ライブビュー機能を使用した連動撮影について

  • P.Fn-03-0の設定で()、以下のカメラと組み合わせ、センダーカメラに設定したときは、ライブビュー状態での連動撮影はできません。
  • ライブビュー撮影を終了してファインダー撮影状態で連動撮影行うか、P.Fn-03-1の設定で連動撮影を行ってください。
    EOS 8000DEOS Kiss X8iEOS Kiss X7iEOS Kiss X6iEOS KissX5EOS Kiss X4EOS Kiss X3EOS Kiss X2EOS Kiss F