レシーバーを1灯使った自動調光撮影
カメラに取り付けたEL-1(センダー)と、レシーバーに設定したEL-1を使った、基本的な全自動ワイヤレス撮影について説明します。
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センダーに設定する
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レシーバーに設定する
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チャンネルとIDを確認する
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カメラとストロボを配置する
- 配置と作動範囲に示した範囲内に配置します。
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センダーのジョイスティックでを選ぶ
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発光モードをにする
- ジョイスティックを上下左右に押すか、を回してを選び、ジョイスティックを垂直に押します。
- レシーバーはセンダーからの制御により、撮影時にに自動設定されます。
- 発光グループ制御がに設定されていることを確認します。
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通信状態と充電を確認する
- ランプが「緑色」に点灯していることを確認します。
- レシーバーの充電が完了すると、AF補助光の投光部が約1秒間隔で点滅します。
- センダーがP.Fn-06-0に設定されているときは()、すべてのストロボの充電が完了すると、センダーの電子音が鳴ります。
- センダーの表示パネルに、センダー/レシーバーの充電完了を表す(1)が点灯していること(が表示されていないこと)を確認します。
- センダーの表示パネル照明については、表示パネル照明についてを参照してください。
- センダーの充電ランプが点灯していることを確認します。
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作動を確認する
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撮影する
- 通常のストロボ撮影と同じように、カメラの設定を行ってから撮影します。
注意
- ランプが消えているときは、電波通信ができていない状態です。センダーとレシーバーの通信チャンネルと電波通信IDの設定を再度確認してください。同じ設定でつながらないときは、センダーとレシーバーの電源を入れ直してください。
参考
- センダーとレシーバーの照射角は24mmに設定されます。照射角を手動設定することもできます。
- センダーも発光させることができます()。
- カメラの絞り込みボタンを押すと、モデリング発光を行うことができます()。
- センダー設定時は、オートパワーオフまでの時間が約5分になります。
- レシーバーがオートパワーオフ状態になったときは、センダーのテスト発光ボタンを押すとレシーバーの電源が入ります。
- カメラ側で測光タイマーなどが作動しているときは、テスト発光できません。
- レシーバーがオートパワーオフ状態になるまでの時間を変更することができます(C.Fn-10)。
- すべてのストロボ(センダー/レシーバー)の充電が完了したときに、電子音を鳴らすことができます(P.Fn-06)。
- レシーバーの充電が完了したときに、AF補助光の投光部の点滅を禁止することができます(C.Fn-23)。
表示パネル照明について
電波通信ワイヤレス撮影時は、センダーとレシーバー(発光グループ)の充電状態に応じて、センダーの表示パネル照明が点灯/消灯します。
センダーとレシーバーの充電が完了していないときは、センダーの表示パネル照明が点灯します。センダーとレシーバーの充電が完了すると、約12秒後に表示パネルが消灯します。
撮影を行いセンダーやレシーバーの充電が開始されると、センダーの表示パネル照明が再点灯します。
注意
- 充電が完了していないセンダーやレシーバー(発光グループ)があるときは、センダーの表示パネルにが表示されます。表示パネルにが表示されていないことを確認してから撮影してください。
ワイヤレス機能を応用した撮影
本ワイヤレスシステムでは、センダーで設定した以下の機能がレシーバーに自動設定されるため、レシーバーを操作する必要はありません。そのため、通常のストロボ撮影と同じ感覚で、ワイヤレスストロボ撮影を行うことができます。
参考
- レシーバーを直接操作して、レシーバーごとに調光補正、照射角の設定を行うこともできます。
- EL-1をセンダーに設定すると、600EXII-RT、 600EX-RT、 430EXⅢ-RTをレシーバーに設定しての電波通信ワイヤレス後幕シンクロ撮影が可能です。
センダーストロボについて
センダーを2台以上にすることができます。センダーを取り付けたカメラを複数台用意すると、同じライティング(レシーバー)のまま、カメラを替えてワイヤレスストロボ撮影を行うことができます。
なお、センダーを2 台以上にしたときは、表示パネルにが表示されます。
注意
- ランプが消灯、または表示パネルにが表示されるときは未接続状態です。通信チャンネル、電波通信IDを確認してから、センダーの電源を一台づつ入れ直してください。
- 電波通信ワイヤレス撮影時は、センダーとレシーバーを合わせて16台以下にしてください。
参考
- センダーストロボがサブセンダーの状態でも撮影することができます。