撮影前にかならずお読みください
画像のメタデータについて
VR対応機器で撮影された画像には、正距円筒図法の画像に変換するためのメタデータが付加されています。撮影された画像を、画像処理ソフトウェアなどで編集すると、メタデータが消失することがあります。
メタデータが消失した画像をEOS VR UtilityまたはEOS VR Plugin for Adobe Premiere Proで取り扱う場合、[水平補正]は使用できません。
撮影モードについて
[Fv][P][Tv][Av][M][B]モードで撮影することをおすすめします。[Fv][P][Tv][Av][M][B]モード以外で撮影した画像は、EOS VR Utilityで正しく変換されないなどの現象が発生する場合があります。
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE取り付け時の注意
EOS R5、EOS R5 Cの静止画モード、EOS R5の動画モードでは、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEを取り付け後、カメラの電源を入れると、下記のメニュー項目の設定が変更される場合があります。変更された設定は、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEを取り外しても維持されます。
- 静止画クロップ/アスペクト変更
- DPRAW設定
- 手ブレ補正(IS機能)設定:動画電子IS(EOS R5)
- 高感度撮影時のノイズ低減:マルチショットノイズ低減機能
- HDR PQ設定
- HDRモード:画像位置自動調整
- 動画記録サイズ:FHD(EOS R5)
- 動画クロップ撮影(EOS R5)
- HDR動画撮影(EOS R5)
- 撮影情報表示設定:撮影距離表示設定
- 撮影画面表示設定:省電力優先
- フォーカスリングの回転方向変更
- RFレンズ MF操作敏感度変更
- レンズ光学補正(周辺光量補正、歪曲収差補正、デジタルレンズオプティマイザ、色収差補正)
メニュー項目の設定を変更させたくないときは、下記の操作を行ってください。
-
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE の取り付け前に、カメラのメニュー[:カスタム撮影モード(C1-C3)]の[登録内容の自動更新]で[しない]を選ぶ
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撮影モードを[][][]のいずれかに設定する
-
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEを取り付け、撮影を行う
- RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEの取り付け後に[][][]以外の撮影モードを選ぶと、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE取り付け前のカメラ設定は変更されます。
- [][][]での撮影では、以下の設定が変更されます。なお、RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEの取り外し後に電源を入れ直すか、撮影モードを変更すると、DPRAW以外は取り付け前の設定に戻ります。
- 静止画クロップ/アスペクト変更
- DPRAW設定
- 手ブレ補正(IS機能)設定:動画電子IS(EOS R5)
- 高感度撮影時のノイズ低減:マルチショットノイズ低減機能
- HDR PQ設定
- HDRモード:画像位置自動調整
- 動画記録サイズ:FHD(EOS R5)
- 動画クロップ撮影(EOS R5)
- 撮影情報表示設定:撮影距離表示設定
- 撮影画面表示設定:省電力優先
- フォーカスリングの回転方向変更
- RFレンズ MF操作敏感度変更
- レンズ光学補正(周辺光量補正、歪曲収差補正、デジタルレンズオプティマイザ、色収差補正)
あらかじめカードにカメラの設定内容を保存しておき、撮影後に元の状態に戻すこともできます。下記の手順で行います。
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RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE の取り付け前に、カメラのメニュー[:カメラ設定をカードに保存・読込]の[カードに保存]で、カメラの設定内容を保存する
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RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEを取り外してから、カードに保存しておいたカメラの設定を[:カメラ設定をカードに保存・読込]の[カードから読込]で読み込ませる
EOS R5 C使用時の注意
動画モードでは下記のメニュー設定を行ってください。
- [電子IS]⇒[切]
- [センサーモード]⇒[フルサイズ]
- 解像度⇒3840x2160以上
- 記録形式⇒MP4(HEVC)またはMP4(H.264)またはRAW
参考
- 解像度は、画像の状態を確認しながら設定することをおすすめします。