エクスポート
クリップをVR/3D画像にエクスポートします。
- 本アプリケーションに対応したGPUを搭載したパソコンの使用をおすすめします。
- GPUを使用してエクスポートを行うときは、メニューの[ツール]の[プロセッサ](Windows)または[EOS VR Utility]の[プロセッサ](macOS)で、GPUの名称を選びます。
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[エクスポート...]をクリックする
- メニューの[ファイル]から[エクスポート]を選んでエクスポートすることもできます。
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表示された画面で必要な設定を行い、[エクスポート]をクリックする
- クリップの用途に合わせて、[VR形式]で項目を選びます。
静止画

- 静止画では、[画質]でエクスポートする画質を調整することができます。最高画質で保存するときは[10]に設定します。
動画

- ニューラルネットワークアップスケーリングを適用したいときはチェックボックスをオンに設定します。
- ニューラルネットワークアップスケーリングを使用可能なOS、動作環境は以下のとおりです。
- Windows:NVIDIA社製GPU RTXシリーズが搭載されたPC
- macOS:Apple Silicon Mac
- ニューラルネットワークアップスケーリングが適用可能なクリップは以下のとおりです。
- レンズ+カメラ:
- MP4形式(CRM/JPEGは非対応)
- 通常記録(タイムラプス動画、スロー&ファストモーション動画、フレーム記録、インターバル記録は非対応)
- 解像度:4K DCI(4096 x 2160)/4K UHD(3840 x 2160)
- チェックボックスが有効になる条件は以下のとおりです。
- [サイズ(pixel)]が[8192x4096]または[8192x8192]に設定されている
RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE EOS R6 Mark III EOS R6 Mark II EOS R8 EOS C400 EOS C80 EOS C50 RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE EOS R7 EOS R10 EOS R50 V EOS R50
注意
- 複数のクリップを選択している場合、ニューラルネットワークアップスケーリングの条件を満たすクリップにのみ適用されます。条件を満たさないクリップには適用されません。
- ニューラルネットワークアップスケーリングを適用するときは、元のクリップの解像感が高い方が効果が得られやすくなります。4K Fineが設定できるカメラでは、4K Fineでの撮影をおすすめします。
- ニューラルネットワークアップスケーリングは、撮影シーンによっては、思い通りの効果が得られないことがあります。ニューラルネットワークアップスケーリングを適用してエクスポートすると、通常のエクスポートより時間がかかります。
参考
- ニューラルネットワークアップスケーリングが適用されている場合は、プログレスダイアログの進捗メッセージに「ニューラルネットワークアップスケーリングを適用してエクスポート中」と表示されます。
- 本アプリケーションに対応したGPUについては、キヤノンのホームページを参照してください。
- 複数のクリップを指定してエクスポートすることができます。
- ノンリニア編集(Non-linear editing:NLE)を行う場合は、DPXまたはProResの映像ファイルフォーマットでエクスポートすることをおすすめします。
- エクスポートされるファイルのサイズは、クリップの解像度により変わります。
- Windowsでは、ファイル形式に「HEVC 4:4:4 MP4 10-bit」が含まれます。
- macOSでは、ファイル形式に「Apple ProRes」が含まれます。