クリップの補正

クリップの補正は[VR補正]パネルで[魚眼表示]のチェックを外した状態で行います。

補正結果は、エクスポートされたファイルに反映されます。

視差補正

左レンズ像と右レンズ像の視差に誤差がある場合、視差の自動補正が行われます。初期設定ではチェックが入っています。なお、クリップによっては補正には時間がかかることがあります。

水平補正

クリップに傾きがある場合、[水平補正]にチェックを入れると、傾きの自動補正が行われます。なお、クリップによっては補正には時間がかかることがあります。

注意

  • 下記のクリップでは使用できません()。[手動水平補正]の使用をおすすめします。
    • 正距円筒図法の画像に変換するためのメタデータが消失した画像

手動水平補正

プレビュー表示を確認しながら、手動で傾きの補正を行うことができます。

パンチルトロールの各スライダーをドラッグして移動します。なお、各スライダーの右側には補正した角度が表示されます。

手ブレ補正

手ブレ補正]にチェックを入れると、手ブレの自動補正が行われます。なお、クリップによっては補正には時間がかかることがあります。

歩きながら撮影したときなどの手ブレを補正したいときは、[追従性優先]の選択をおすすめします。

立ち止まって手持ち状態で撮影したときなどの手ブレを補正したいときは、[安定性優先]の選択をおすすめします。

  • 手ブレ補正処理が行われたクリップは、[ステータス]の欄に[手ブレ補正]が表示されます。

注意

  • 10秒以下のクリップでは、手ブレの自動補正は行われません。
  • 三脚などを使用して撮影したクリップでは、手ブレの自動補正を行わないでください。
  • 以下のようなシーンでは、手ブレ補正効果が得られにくいことがあります。
    • 白い壁や、規則的なパターンが描かれた被写体が多い場合
    • 画面の大部分を被写体が横切る場合
    • さざ波の海面や、強風で揺れ動く木々など、不規則な動きを伴う被写体が多い場合

参考

  • 手ブレ補正の処理中も他の機能を使用することができます。

レンズマスク

撮影時に発生する、反対側のレンズの写り込みを目立たなくすることができます。