HEVC形式で保存されたファイルの扱い

HDR PQ設定機能搭載カメラ、またはEOS REOS RaEOS 5D Mark Ⅳでは、下記の作業を行うことにより、HEVC形式で保存されたファイルを取り扱うことができます。また、HEIF形式のファイルを保存することができます。

HDR PQ設定機能搭載カメラ

  1. 画像を選ぶ

  2. メニューの[ヘルプ]から[HEVCコーデックのアクティベーション]を選ぶ

  3. 表示される画面の指示に従って、アクティベーションを行う

  4. アクティベーション後にDPPを再起動する

EOS REOS RaEOS 5D Mark Ⅳ

  1. Canon HEVC Codecをキヤノンのホームページからダウンロードする

  2. Canon HEVC Codecをインストールする

  3. DPPを起動する

HDR PQモードで表示された画像をHEIF形式で保存

  • 保存方法については、「調整結果の保存」で「別画像で保存」を参照してください。手順3の画像の種類を選ぶ際、[ファイルの種類]から[HEIF(*.HIF)]を選んで、保存を行ってください。
  • HEIF形式で、保存する際の画質や圧縮率は選べません。
  • HEIF形式画像を[上書き保存](Windows)、[保存](macOS)、[別名で保存]、[変換して保存]、[一括保存]をすることができます。
  • HEIF形式画像を、JPEG画像、TIFF画像として保存することもできます。(SDR画像として保存されます。)

    その際、HDRディスプレイでのHDR PQの画像表示となるべく似た印象になるように処理が行われますが、HDR PQモードでの表示とは色や階調の雰囲気は異なります。

注意

  • JPEG、TIFF画像で保存された画像の作業用色空間は、sRGBで固定されます。
  • DPP以外で生成したHEIF形式ファイルと、DPPで保存したHEIF形式ファイルに互換性はありません。DPPに読み込むことができるのは、下記のファイルです。

    • カメラで出力したHEIFファイル
    • DPPで保存したHEIFファイル
  • HEIF形式で保存された画像は、キヤノン インクジェットプリンタ用ソフトウェア Print Studio Proで印刷することはできません。