登録マップの作成
同一のMREAL空間でMREAL体験を繰り返して行う場合は、「登録マップ」を作成しておくことで、カメラトラッキングの安定性を高めることができます。
MREAL Displayの〈A〉ボタンを押して表示されるメニューで[
]を選び、項目を選びます。

MREAL Displayの〈A〉ボタンを押して表示されるメニューは[]をクリックしても表示できます。
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]では、3DCGの観察をMREAL体験者を中心に見回す場合の登録マップを作成します。 -
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]では、3DCGの観察をMREAL体験者が移動して行う場合の登録マップを作成します。
周辺のCG映像を見回し

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[キャンバスの位置を決定してください。]が表示されたら、3DCGを見る位置(開始点)で待機する
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〈A〉ボタンを押して[
]を選び、〈B〉ボタンを押す -
開始点の周囲をマッピングする
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体験者の足元に「キャンバス」(マッピングを行う範囲)の位置を示す紫色の正方形(A)が表示されます。
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足元の正方形の範囲内で周囲を見回し、キャンバス全体が紫色になるようにマッピングを行います。
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開始点の前後左右の領域をマッピングする
- マッピングの開始点から前後左右に移動します。キャンバス内に移動すると、足元の正方形の色が変わります。
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足元の正方形の範囲内で周囲を見回し、キャンバス全体が正方形の色になるようにマッピングを行います。
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マップを登録する
- マッピングが終わったら、〈A〉ボタンを押して[ ]を選び、〈B〉ボタンを押します。
- [マップを登録しますか?]という、メッセージが表示されたら、[はい]を選び、〈B〉ボタンを押します。
- MREAL Displayの〈B〉ボタンを押すか、パソコンの[Esc]キーを押して、空間特徴ツールを終了します。
参考
- 開始点以外の領域のマッピングは、必要に応じて行ってください。
CG映像を中心に移動


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近距離をマッピングする(C)
- [キャンバスの位置を決定してください。]が表示されたら、「キャンバス」(3DCGを表示する位置:B)を示す球体の中心を、3DCG(A)を表示する位置に合わせます。
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球体の前後に移動してキャンバスのサイズを決めて、〈B〉ボタンを押します。MREAL Displayで見た領域がマッピングデータとして認識されて、映像中に青色で表示されます。
- キャンバスの周囲を移動しながら、キャンバス全体が青色になるようにマッピングを行います。
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中距離をマッピングする(D)
- 緑色が表示される状態まで、キャンバスから離れます。キャンバスの周囲を移動しながら、キャンバス全体が緑色になるようにマッピングを行います。
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遠距離をマッピングする(E)
- オレンジ色が表示される状態まで、キャンバスから離れます。キャンバスの周囲を移動しながら、キャンバス全体がオレンジ色になるようにマッピングを行います。
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マップを登録する
- マッピングが終わったら、〈A〉ボタンを押して[ ]を選び、〈B〉ボタンを押します。
- [マップを登録しますか?]という、メッセージが表示されたら、[はい]を選び、〈B〉ボタンを押します。
- MREAL Displayの〈B〉ボタンを押すか、パソコンの[Esc]キーを押して、空間特徴ツールを終了します。
登録マップを確認する
MREAL Displayの〈A〉ボタンを押して[
]を選び、〈B〉ボタンを押すと、登録マップの状態が確認できます。-
マッピングされていない領域がある場合は、[
]を選び、〈B〉ボタンを押します。 - 特徴点を追加するなどして、マッピングを行います。
- マッピングが終わったら、〈A〉ボタンを押して[ ]を選び、〈B〉ボタンを押します。
登録マップを削除する場合
以下の場合は、登録済のマップを削除して、再度登録マップの作成を行ってください。
- 世界座標系の位置を変更した場合
- 別環境で作成した登録マップがある場合
- 空間の特徴が大きく変化した場合
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MREAL Configuration Tool画面の[ベース設定]で[空間特徴]を選ぶ
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[詳細設定]をクリックする
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[空間特徴]タブの[登録マップ情報]で[削除]を選ぶ
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表示される画面で[はい]を選ぶ
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[空間特徴]タブの下部にある[OK]をクリックする