ストロボ撮影の設定

ストロボ機能設定に対応したEL/EXスピードライトを使用すると、カメラのメニュー画面からストロボの機能を設定することができます。設定を行う前にストロボをカメラに取り付け、ストロボの電源を入れておきます。

なお、ストロボの機能については、スピードライトの使用説明書を参照してください。

  1. 撮影外部ストロボ制御]を選ぶ(

  2. 項目を選ぶ

ストロボの発光

ストロボ撮影を行うときは、[する]に設定します。ストロボのAF補助光だけを利用したいときは、[しない]に設定します。

E-TTLテイスト

好みに応じてストロボ写真の仕上がり(テイスト)を設定することができます。設定によって、環境光とストロボ光の光量比を変更することができます。

  • 雰囲気重視]は、ストロボ光の比率を下げ、環境光を活かした、より自然な雰囲気を重視したライティングを想定したテイストです。とくに、室内などの暗いシーンでの撮影に効果的です。PまたはAvモードに設定の上、[撮影外部ストロボ制御]の[スローシンクロ]を[1/60-30秒自動]に設定し、スローシンクロ撮影することをおすすめします。
  • 発光量強め]は、ストロボ光主体のテイストです。環境光による被写体や背景の影などを軽減したいときに有効です。

注意

  • 雰囲気重視]設定時、シーンによっては[標準]設定時との撮影結果に効果の差が得られないことがあります。

E-TTL II 調光方式

  • 評価調光(顔優先)]に設定すると、人物の撮影に適した調光を行います。
  • 評価調光]に設定すると、連続撮影時の発光を優先した調光を行います。
  • 平均調光]に設定すると、測光領域全体を平均的に測光します。

参考

  • 状況に応じてストロボ調光補正が必要です。

注意

  • 評価調光(顔優先)]に設定しても、撮影条件や被写体によっては効果が得られないことがあります。

スローシンクロ

PまたはAvモードでストロボ撮影を行うときのストロボ同調速度を設定することができます。

  • 1/60-30秒自動

    明るさに応じて、シャッタースピードが1/60~30秒の範囲で自動設定されます。

  • 1/60秒固定

    シャッタースピードが1/60秒に固定されるため、[1/60-30秒自動]よりも被写体ブレや手ブレを抑えることができます。ただし、暗い場所では[1/60-30秒自動]よりも被写体の背景が暗くなります。

ストロボ機能設定

画面に表示される内容や設定できる項目、項目の表示位置は、ストロボの機種や設定されている発光モード、ストロボカスタム機能の設定状態などにより異なります。使用するストロボの機能については、スピードライトの使用説明書を参照してください。

表示例

  1. (1)発光モード
  2. (2)ワイヤレス機能/光量比制御機能(RATIO)
  3. (3)ズーム(照射角)
  1. (4)シンクロ設定
  2. (5)調光補正
  3. (6)FEB

注意

  • ストロボ機能設定に対応していないEXスピードライト使用時は、設定できる機能が制限されます。

発光モード

撮影目的に応じて発光モードを選択します。

  • E-TTL II]は、ストロボの自動露出撮影ができる、EL/EXスピードライトの標準的なモードです。
  • マニュアル発光]は、ストロボの[発光量]を自分で決めて撮影するモードです。
  • その他の発光モードについては、各発光モードに対応したストロボの使用説明書を参照してください。

ワイヤレス機能

電波通信、または光通信によるワイヤレス多灯ライティング撮影を行うことができます。

詳しくは、ワイヤレスストロボ撮影に対応したストロボの使用説明書を参照してください。

光量比制御機能(RATIO)

マクロストロボ使用時に、発光部の光量比を設定することができます。

詳しくは、光量比制御に対応したマクロストロボの使用説明書を参照してください。

ズーム(照射角)

ズーム機能を内蔵したストロボ使用時に、発光照射角を設定することができます。

シンクロ設定

通常は、撮影開始直後にストロボが発光する[先幕シンクロ]に設定します。

後幕シンクロ]に設定すると、低速シャッター時に車のライトなどの軌跡を自然な感じで撮影できます。

注意

  • 後幕シンクロで撮影するときは、シャッタースピードを1/30秒以下の遅い速度に設定してください。1/40秒以上の速い速度のときは、[後幕シンクロ]に設定していても、自動的に先幕シンクロ撮影になります。

調光補正

露出補正と同じ感覚で、ストロボの発光量を調整することができます。

参考

  • ストロボ側で調光補正を設定したときは、カメラ側から調光補正を行うことはできません。なお、同時に設定されているときは、ストロボ側の設定が優先されます。

FEB

FEB(Flash Exposure Bracketing)機能を搭載した外部ストロボを使用すると、外部ストロボの発光量を自動的に変えながら3枚の撮影を行うことができます。

ストロボカスタム機能設定

ストロボのカスタム機能については、ストロボの使用説明書を参照してください。

  1. ストロボカスタム機能設定]を選ぶ

  2. 機能を設定する

    • サブ電子ダイヤル1サブ電子ダイヤル2を回すか、マルチコントローラーを左右に押して番号を選び、SETを押します。
    • サブ電子ダイヤル1サブ電子ダイヤル2を回すか、マルチコントローラーを上下に押して項目を選び、SETを押します。

注意

  • EXスピードライト使用時に、ストロボカスタム機能の[調光方式]を[1:TTL](自動調光)に設定したときは、常時フル発光します。
  • 撮影外部ストロボ制御]の画面から、外部ストロボのパーソナル機能(P.Fn)の設定・解除はできません。外部ストロボを直接操作して設定してください。

ストロボ機能設定初期化/ストロボカスタム機能一括解除

  1. 設定初期化]を選ぶ

  2. 初期化する内容を選ぶ

    • ストロボ機能設定初期化][ストロボカスタム機能一括解除]のいずれかを選びます。
    • 確認画面で[OK]を選ぶと、ストロボの設定が初期化、またはカスタム機能がすべて解除されます。