クーリングファンを使う
クーリングファン CF-R20EP(別売)は、カメラ冷却用のファンおよびLAN機能拡張用の有線LAN端子を備えたアクセサリーです。
- (1)送風口
- (2)吸気口
カメラに取り付ける
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カバーを外す
- クーリングファンの接点カバー(1)、(2)を取り外します。
- クーリングファンの接点カバー(1)を(2)に取り付けて保管します。
- ダストカバー(3)を送風口から取り外し、保管します。
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バッテリー収納部ふたを外す
- カメラの電源を切ってからバッテリーを取り出します。
- カメラのバッテリー収納部ふたを取り外します。
- 取り外したふたはクーリングファンに取り付けます。
- ふたを取り外すときは、レバーをスライドさせて固定を解除して、取り付けと逆の手順で行います。
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クーリングファンを固定する
- 接点をカメラに挿入し、着脱ダイヤルを回して固定します。
注意
- カメラやクーリングファンの接点に触れないでください。
- バッテリー収納部ふたをカメラに取り付け直すときは、ふたを90°以上開いた状態で取り付けてください。
バッテリーの取り付け
LP-E6Pを1個または2個取り付けます。
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バッテリー収納部ふたを開ける
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バッテリーを取り付ける
- バッテリーを図のように挿入します。
- カチッと音がするまで押し、バッテリーを固定します。
- バッテリー1個のときは、どちらに取り付けても使用できます。
- バッテリーを外すときは、取り外しレバーを矢印の方向に操作します。
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バッテリー収納部ふたを閉める
注意
- バッテリーを取り付けるときは、バッテリーの接点が汚れていないかどうか確認してください。接点が汚れているときは、柔らかい布などで拭いてください。
- バッテリーの取り付けは、クーリングファンをカメラに取り付けてから行ってください。バッテリーが取り付けられた状態でクーリングファンをカメラに取り付けると、バッテリーチェックの結果が正しく表示されないことがあります。
- クーリングファンの取り外しは、カメラの電源を切り、バッテリーを取り外してから行ってください。
- クーリングファンを取り外したときは、クーリングファンの接点に接点カバーを、送風口にダストカバーを取り付けてください。また、長期間クーリングファンを使用しないときは、バッテリーを取り外してください。
- 保管中は、ゴミやほこり、水、塩分などが付着しないようにしてください。
- クーリングファンをカメラに取り付けたときに、バッテリー通信エラーのメッセージが表示されたときは、メッセージに従って操作してください。また、カメラの電源が切れたら、バッテリーの出し入れを行って、電源を入れなおしてください。
家庭用電源を使用する
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DCカプラーを取り付ける
- DCカプラー DR-E6P(別売)を、バッテリーと同じ手順でバッテリー収納部に取り付けます。
- DCカプラーは図の位置に、1個だけ装着できます。
- DCカプラーのコードを通し部から出します。
- バッテリー収納部ふたを閉じます。
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DCカプラーとUSB電源アダプターを接続する
- DCカプラーのレセプタクルをUSB電源アダプター PD-E2(別売)のプラグにしっかりと接続します。
参考
- DCカプラーのコードとUSB電源アダプターの接続コードを図のように結束バンドで固定すると、接続部が外れにくくなります。
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電源コードを接続する
- 電源コードをUSB電源アダプターに接続し、電源プラグをコンセントに差し込みます。
注意
- カメラの電源が入った状態で、電源コードやプラグの抜き差し、バッテリーの取り外しを行わないでください。
クーリングファンの設定
冷却ファンの設定
- 冷却ファンの設定については、冷却ファン設定を参照してください。
- クーリングファンが動作すると、FANランプが点灯します。
注意
- 事前にテスト撮影することをおすすめします。
- クーリングファンが動作すると、カメラの排気口から温かい空気が出ます。
- クーリングファンの動作中は、クーリングファンの吸気口およびカメラの排気口を手などでふさがないでください。
- 撮影条件によっては、動画撮影中にクーリングファンの作動音が録音されることがあります。その場合、外部マイクをクーリングファンから遠ざけて使用することで、作動音を低減できることがあります。
- クーリングファンの設定によっては、撮影待機状態から撮影を開始したときに、冷却ファンの速度が変化する音が録音されることがあります。
- 低温環境下では、クーリングファンが動作しないことがあります。
- 撮影前に必ずFANランプが点灯していることを確認してください。
ネットワークの設定
- ネットワークの設定については、通信機能を参照してください。
USB電源アダプターを使って充電/給電する
USB電源アダプター PD-E2(別売)を使用して、クーリングファン内のバッテリーパック LP-E6Pを充電することができます。また、カメラへの給電を行うことができます。
充電
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USB電源アダプターを接続する
- カメラの電源スイッチをにした状態で、USB電源アダプターのプラグを、カメラの端子にしっかりと差し込みます。
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充電する
- 電源コードをUSB電源アダプターに接続し、電源プラグをコンセントに差し込みます。
- 充電が始まり、クーリングファンの充電ランプが点灯します。
- カメラの表示パネルに[]が表示されます。
- 充電が完了すると、充電ランプは消灯します。
給電
カメラの電源スイッチをにすると給電のみを行い、充電はされません。ただし、オートパワーオフ中は充電が行われます。
給電中は、バッテリー残量表示がグレーになります。
カメラの電源スイッチをにすると給電から充電に切り換わります。
注意
- クーリングファン内にバッテリーパックがない状態では、給電は行われません。
- LP-E6PとDCカプラー DR-E6Pが取り付けられているときは、充電できません。
- バッテリー残量がないときは、充電が行われます。給電は行われません。
- バッテリーを保護し、性能の劣化を防ぐため、24時間以上連続して充電しないでください。
- 充電して保管していても、自然放電により少しずつバッテリーの容量が少なくなっていきます。
- 充電を開始したときにランプが点灯しないときや、充電中に異常が発生(充電ランプが点滅)したときは、電源プラグをコンセントから抜き、バッテリーの取り外し/取り付けを行ってから、2~3分後にもう一度コンセントに差し込んでください。改善しない場合は、修理受付窓口にご相談ください。
- 充電時間や充電される量は周囲の温度や残量によって異なります。
- 安全に充電を行うため、低温下では、充電時間が長くなります。
- 給電中もバッテリー残量が減ることがあります。撮影中にバッテリー残量が不足しないよう、フル充電したバッテリーを使用してください。
- USB電源アダプターの取り外しは、カメラの電源スイッチをにしてから行ってください。
- 市販の電源アダプターの充電/給電については、動作を確認している製品があります。詳しくはキヤノンのホームページで確認してください()。
- バッテリーパック LP-E6NH/LP-E6Nも充電できます()。
参考
- LP-E6Pは1個でも充電できます。