5-5 ボケ・ブレを判定して写真セレクトを支援

画像のボケやブレを判定して、写真のセレクトの参考にすることができます

EOS R5 Mark IIで撮影した画像は、人物の顔が写っている場合、被写体の検出・AF情報をもとに、主被写体の顔の部分のボケ・ブレの度合い情報(スコア)を自動的に画像データ内に記録します。(電子シャッター撮影時、[検出する被写体:人物]、JPEG/HEIF時において)

画像に記録された度合い情報をもとに、カメラ再生時に一定の基準を超えているか、をアイコンで表示。ボケた画像やブレた画像か否かを再生画面のアイコンで表示することで、画像のセレクトをサポートします。

※メニューの[ブレ・ボケ画像判定] [アイコン表示]を<する>に設定する必要があります。

ブレがなくピントもあっている
(ボケ・ブレが判定レベルより下と判断)
ブレがある
(ボケ・ブレが判定レベルより上と判断)

カメラ再生時には基準より大きいもしくは小さいか、アイコンを表示します。(基準は3段階調整可能)またDigital Photo Professinalでは、4段階のスコアを表示することができます。

  • [判定レベル][標準]設定では、等倍拡大時にボケやブレが小さい画像かをアイコン表示。ボケやブレが大きい画像かを分かるようにしたい場合は[緩め]設定を、よりボケやブレが少ない画像に絞り込みたい場合は[厳しめ]設定をおすすめします。
  • どの判定レベルでも被写体や環境などの条件によって、誤って判定される場合があります。判定を参考としつつ実際のピントを見てセレクトすることをおすすめします。