2-1 サーボAF特性 Case オート

カメラが被写体の動きを判断して、自動的にサーボAF特性のパラメーターを設定するのが[Case オート]です

サーボAF特性 Case AUTO画面

Case オート特性

Caseオートの動作を変更することができます。設定変更することでデフォルト設定よりピントが合いやすくなる場合があります。

粘る(-1):被写体の手前に障害物が一瞬入り込むときや、被写体の動きが激しく、AFフレームから被写体が外れやすい場合に有効です。

俊敏(+1):ユーザーのフレーミング動作に従って、 AFフレームで捉えた被写体に素早くピントを合わせしたいときや、別の被写体へ次々と切り換えて撮影したいシーンに効果を発揮します。

粘る

手前に他の選手が被っても、奥の被写体に粘り続けてピントを合わせる

俊敏

AFフレームに重なった手前の被写体へと俊敏にピントを合わせ直します

使い方 参考

[Case オート]と[Case マニュアル]の使い分け

多くの被写体やシーンは[Case オート]および[オート特性:0](初期設定)でカバーが可能です。被写体の動きが変わりやすい場合や、変化が想定しにくい場合も[Case オート]がおすすめです。

[Case オート]ではピントが意図しない背景などに行ってしまったり、被写体の加速度が非常に速くフォーカスが追い付かないような場合、[Case マニュアル]でパラメーターの調整をすることが可能です。また、従来機種の被写体追従特性と速度変化に対する追従性と同じ設定にしたい場合は、[Case マニュアル]で設定を合わせることで同じような動作をします。