1-6 サーボAF特性
撮影する被写体や撮影シーンに適したサーボAF撮影を行うために、サーボAFの特性を設定をします
カメラが被写体の動きを判断して、自動的にサーボAF特性のパラメーターを変更する設定が[Case オート]、[被写体追従特性]と[速度変化に対する追従性]のパラメーターを手動で変更する設定が[Case マニュアル]です。
Case オート
カメラが自動的にサーボAF特性のパラメーター設定を行いますが、その際のサーボAF特性の自動変更の範囲を3段階で切り換えることができます。
主被写体が遮蔽される時間が長かったり、急に飛び出したりするシーンでピントが安定するように調整が可能です。
通常は初期設定の[0]で幅広いシーンに対応できます。
Case マニュアル
「被写体が遮蔽物から急に飛び出したり、遮蔽される時間が長いといった理由で、ピント合わせがうまくいかない」
「被写体の加速度・減速度が非常に大きく、ピントが追従しきれない」
などの場合にパラメーターの手動調整で対応が可能です。
[被写体追従特性]と[速度変化に対する追従性]の2つのパラメーターをそれぞれ5段階で調整することができます。