内蔵ストロボ撮影
ファインダーやモニターに[]が表示されたときや、日中逆光時、暗い場所などでは、内蔵ストロボの使用をおすすめします。
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ストロボを手で上げる
- 応用撮影ゾーンではストロボを上げると、いつでもストロボ撮影ができます。
- ストロボ充電中は、画面に[BUSY]が表示されます。
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シャッターボタンを半押しする
- 画面に[]が表示されていることを確認します。
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撮影する
- ピントを合わせてシャッターボタンを全押しすると、常にストロボが発光します。
- 撮影が終わったら、内蔵ストロボを「カチッ」と音がするまで手で押し下げて収納します。
撮影のポイント
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明るい日中では、ISO感度を下げる
ファインダー内の数値が点滅するときは、ISO感度の数値を小さくします。
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レンズのフードを外す。被写体に近づきすぎない
レンズ先端にフードが付いていたり、被写体に近づきすぎると、ストロボの光がさえぎられて、写真の下側が暗くなることがあります。大切な撮影のときは、画像を再生して写真の下側が不自然に暗くなっていないか確認してください。
ストロボ撮影時のシャッタースピードと絞り数値
撮影モード | シャッタースピード | 絞り数値 |
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自動設定(1/200~30秒)* | 自動設定 | |
手動設定(1/200~30秒) | 自動設定 | |
自動設定(1/200~30秒)* | 手動設定 | |
手動設定(1/200~30秒、BULB) | 手動設定 |
[:ストロボ制御]の[スローシンクロ]を[1/200-30秒自動]に設定した場合
注意
- 内蔵ストロボが上がりきっていない状態でストロボ撮影を行わないでください。
FEロック撮影
画面の端に被写体を置いてストロボ撮影を行うと、背景などの影響により、被写体が明るく/暗く写ることがあります。そのようなときは、FEロック機能を使います。被写体を適切な明るさにするための発光量を決めたあと、構図を変えて(画面の端に被写体を置いて)撮影することができます。EL/EXスピードライト使用時もこの機能を使うことができます。
FE は、Flash Exposure:フラッシュエクスポージャーの略です。
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ストロボを手で上げる
- シャッターボタンを半押しして、画面に[]が点灯していることを確認します。
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ピントを合わせる
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ボタンを押す()
- ファインダーの中央に被写体を置いてボタンを押します。
- ストロボがプリ発光し、撮影に必要な発光量を記憶します。
- 画面に一瞬[]が点灯します。
- ボタンを押すたびにプリ発光し、撮影に必要な発光量が記憶されます。
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撮影する
- 構図を決めてシャッターボタンを全押しします。
注意
- 被写体までの距離が遠すぎて、撮影結果が暗くなるときは[]が点滅します。被写体に近づいて、再度手順2~4の操作をしてください。