RAWバーストモード

RAW画像を高速で連続撮影することができます。撮影した画像から(一瞬のシャッターチャンスを捉えた)ベストショットを選びたいときに有効です。撮影した画像は、1まとまりのファイル(ロール)として記録されます。

ロールから任意の画像を切り出して、保存することができます()。

  1. 撮影RAWバーストモード]を選ぶ

  2. RAWバーストモード]を設定する

  3. する]を選ぶ

    • する]を選ぶと撮影時に[RAWバースト]が表示されます。
  4. プリ撮影]を選ぶ

  5. 内容を設定する

    • する]を選んだときは、シャッターボタンを半押しし、⼀旦その状態を保持してからシャッターボタンを全押しすると、全押しする少し前(最⼤約0.5秒前)から記録されます。撮影時には[プリ撮影ON]が表示されます。
    • しない]を選んだときは、シャッターボタンを全押ししたときから記録されます。撮影時には[プリ撮影OFF]が表示されます。
  6. 撮影する

    • 画面に表示されるインジケーターは、内蔵メモリーの状態を表しています。状態に応じて色が変わります。撮影中は緑色、内蔵メモリーがいっぱいになり記録ができない状態は赤色、それ以外は白色で表示されます。
    • シャッターボタンを全押しすると、内蔵メモリーがいっぱいになるまで、またはシャッターボタンを離すまで連続撮影されます。

注意

  • 4GB以上の空き容量のあるカードを使用してください。
  • バッテリー残量が少ない状態で、書き込み速度が遅いカードを使用して、RAWバースト撮影を行ったときに、書き込み処理中にバッテリーが切れると、撮影した画像が正常に記録されないことがあります。
  • シャッターボタンを半押しすると、画像が一瞬止まります。
  • カメラを動かしたり、動きのある被写体を撮影すると、画像がゆがんで撮影されることがあります。
  • プログラムAE シャッター優先AE 絞り優先AEモードのときは、ISOオートで撮影されます。
  • シャッター優先AE マニュアル露出 フレキシブルAEモードのときは、1/30秒よりも遅いシャッタースピードは設定できません。
  • 約3230万画素(6960×4640)で撮影されます。
  • 電子シャッターで撮影が行われます。撮影を行う前に、[電子シャッター]設定時の注意事項()の確認をおすすめします。
  • ロール内の画像をパソコンで見るときは、切り出しを行うか、EOS用ソフトウェアのDigital Photo Professionalを使用してください。
  • カメラとパソコンを接続して、EOS用ソフトウェアのEOS Utilityを使用するときは、[撮影RAWバーストモード]を[しない]に設定してください。[する]を選択しているときは、パソコンと通信できません。
  • 暗いシーンでは、連続撮影可能枚数が少なくなることがあります。
  • RAWバーストモードでは、開放絞り数値が変化するズームレンズを使用して、半押しおよび全押し中にズーム操作を行うと、絞り数値が変化します。そのため、マニュアル露出モードのときは、露出を一定に保つため、ISOオートで撮影することをおすすめします。
  • RAWバーストモードでは、開放絞り数値が変化しないズームレンズでも、半押しおよび全押し中にズーム操作を行うと、一部のレンズでは露出が変化することがあります。詳しくは、キヤノンのホームページを参照してください()。
  • RAWバースト撮影を行うときは、撮影条件、カードの種類、連続撮影した枚数によっては、次の撮影までにしばらく時間がかかることがあります。書き込み速度が速いカードを使用すると、書き込みが完了するまでの時間が短くなります。

参考

  • 撮影したRAW画像は、1まとまりのファイル(ロール)として記録されます。拡張子は「.CR3」です。
  • ピクチャースタイル、ホワイトバランス、オートライティングオプティマイザは、1枚目を撮影した設定で撮影されます。
  • 撮影中に電子音は鳴りません。
  • 電源スイッチを電源オフにすると、[撮影RAWバーストモード]が[しない]になります。