Fv:フレキシブルAE撮影

「①シャッタースピード」「②絞り数値」「③ISO感度」、①②③それぞれの「オート(自動設定)」と「任意設定」、および「④露出補正」を自由に組み合わせて撮影することができます。①②③④を任意にコントロールすることで、フレキシブルAEモード1つでプログラムAE シャッター優先AE 絞り優先AE マニュアル露出の4つのモードに相当する撮影を行うことができます。

フレキシブルAEはFlexible value(フレキシブルバリュー)の略です。

  1. モードダイヤルをフレキシブルAEにする

  2. シャッタースピード/絞り数値/ISO感度を設定する

    • サブ電子ダイヤルを回して、設定する項目を選びます。選択している項目の左側に[メイン電子ダイヤル]が表示されます。
    • メイン電子ダイヤルを回して、内容を設定します。
    • 消去ボタンを押すと、[AUTO]に設定(リセット)されます。
  3. 露出補正量を設定する

    • サブ電子ダイヤルを回して、露出レベル表示を選びます。露出レベル表示の左側に[メイン電子ダイヤル]が表示されます。
    • メイン電子ダイヤルを回して、内容を設定します。
    • 消去ボタンを押すと、[±0]に設定(リセット)されます。

フレキシブルAEモードの機能組み合わせ一覧

シャッター
スピード
絞り数値 ISO感度 露出補正 撮影モード
AUTO AUTO AUTO 可能 プログラムAE相当
任意設定
任意設定 AUTO AUTO 可能 シャッター優先AE相当
任意設定
AUTO 任意設定 AUTO 可能 絞り優先AE相当
任意設定
任意設定 任意設定 AUTO 可能 マニュアル露出相当
任意設定

注意

  • 数値が点滅するときは、露出アンダー(露出不足)、または露出オーバー(露出過度)です。点滅が止まるまで、露出調整を行ってください。
  • フレキシブルAEモード時に絞り優先AE プログラムAEモード相当の状態で、[撮影外部ストロボ制御]の[スローシンクロ]を[1/320-30秒自動](または[1/250-30秒自動])に設定しても、(暗い場所で)スローシンクロ撮影は行われません。

参考

  • シャッタースピード、絞り数値、ISO感度が[AUTO]に設定されているときは、各項目の数字の下にアンダーラインが表示されます。
  • 手順2または3で消去ボタンを長押しすると、シャッタースピード、絞り数値、ISO感度をすべて[AUTO]、露出補正量を[±0]に設定することができます。